旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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※ボロブドゥール遺跡、パノラマ撮影でなければ全体を撮ることが出来ないほど大きい

バスターミナルからは順調にボロブドゥール遺跡まで来ることが出来たが
20円ほどぼったくられたようだ

バス内で一般人に聞くも
集金人の目配せに口を噤んだように見えた

とにかくターミナルから遺跡近くのホテルマノハラへ向かう

ここを予約したのには訳がある

マノハラはボロブドゥール遺跡と併設した抜群のロケーションに加え
遺跡が閉門してからも少しだけ長く滞在できる特典がある


また2日間に渡る入園券もセットであるのもうれしい

ターミナルからは1km強といった道のりなので歩いていくこととした

バスを降りるやいなや
自転車タクシーや馬車引きの男たちが次々に声をかけてきた

一応相場を計ろうと耳を澄ませていたが
物価から考えればぼったくりも良いところだ

軽くいなしながらトボトボと歩いていると
ある自転車タクシーの男がしつこく付いてきて

「ホテルはすごく遠いよ、歩いてはいけないよ」

などと言っている
googlemapsを確認しながら進んでいるこちらは涼しい顔をしていられるが
見知らぬ土地で観光客なら引っかかってしまうのだろう

ホテルの前に分岐点があった
男は間違えた方向を指して
ホテルはこっちだと嘯いた

もしそちらに行ってしまえば悲劇
いつになっても着かず迷いと疲れで
結局男に頼るという事になるだろう

男はそれを狙って
1km以上の道のりを必死に付いてきているのだろう

正しい道に差し掛かると
男はついに諦めて立ち去った


ホテルはなかなか立派で
従業員の身なりもしつけも行き届いていた
部屋も昨日とは打って変わって
なかなか豪華だ

チェックインを済ませると早速遺跡にむかった
ホテルの庭から歩いて向かうと
遠くの茂みの向こうに遺跡が見えた

※茂みの奥に遺跡が見える、最初に見つけた探検隊はどう思ったのだろう

でかく重厚で圧倒的だった

腰に布を巻きつけて中に入る

※既に多くの観光客や仏教徒が訪れていた

ボロブドゥールは5層の方形壇で形成されている
各層の壁には細やかな彫刻が施されていて
数え切れない数の登場人物がいる

※非常に細かい彫刻がびっしりと壁一面、各階共見ごたえ満載

回廊は仏教の三界の思想に基づいているらしく
確かに階層ごとにまったく異なった趣の彫刻が施されていた

遠くからの存在感だけでなく
近くからも更なる見ごたえを持つ、世界屈指の観光地である事は間違いない

※一人ひとりの顔まで丁寧に作りこまれている、圧巻

かなりじっくりと彫刻を眺めることが出来て最高だった
黄色い袈裟を着た仏教徒が
一般観光客が入ることができない領域に入っていた

※最上層には沢山の仏塔がいくつもある

最近になって発掘された遺跡ではあるが
こうやって実際の宗教活動が復活し
今や特別な場所となっているのだから凄いことだ

※ボロブドゥールから眺める夕焼けは霞がかかり幻想的だった

とにかくここは間違いなく最高峰の仏教遺跡であった
また明日もサンライズを見る為に
通常よりも早い時間に入園する
楽しみを明日に残しホテルに帰った



夕食の時間
やはり料理もかなり美味しく
レストランの中央には、伝統的な楽器の生演奏で
非常にゆったりした空間でくつろぐ事が出来た

※心地よい楽器の音は心を落ち着かせたが、お腹を落ち着かせるには無理があった…

しかし異変は静かに忍び寄っていた
食欲が少しばかり減衰し気だるくなってきた

おそらく
プランバナン遺跡で口にした瓜が悪かったのだろう
一瞬でそれが頭に過ぎったが時既に遅し…。


今までで一番ゆったりとしたベッドでまだよかった
床に伏せると病状は一気に加速して
寒気や吐き気、微熱を伴った激しい下痢
マチュピチュといい、遺跡と下痢はセットなのか??


明日のボロブドゥール遺跡のサンライズはどうなる事か!?



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posted by アキ at 2012/06/26 20:58
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【観光地】
ヒンドゥー教最高峰のすばらしい遺跡群が点在している、したがって遺跡中心の観光となる
残念ながらジャワ島沖大地震で多くの遺跡がダメージを受けた


【治安】
滞在が短かったからなんともいえないが
しつこい物売りもいなく
レストランも礼儀正しい人が多く
おおむね良好と思われる


【交通】
遺跡群は空港からかなり近い位置にあるが
鉄道は無いのでバスかタクシーで向かうことになる
見所のある遺跡が点在していて
徒歩だけではつらいので
体力のある人はレンタサイクルを借りるなどしよう


【宿】
観光地ではあるがそれほど観光地化がされていないので件数はそれほどない


【両替】
主要道路を横切っただけだが
あまり両替商は見なかった
空港で少額でも調達したほうが良い


【物価】
比較的安め、寺院内は高い


【食事】
全体的にやや甘めの味付け
香草を使った癖のある料理も少ないので
食べやすい

【その他】
親切な人が多かったが信用しすぎないように


【個人的オススメ度】
ロロ・ジョングラン    
チャンディ・セウ     
ボコの丘         
チャンディ・プラサオン 
チャンディ・カラサン   
チャンディ・サリ     


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posted by アキ at 2012/06/23 10:40
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※チャンディ・プラサオン、ここも地震で大きな被害がでた

ボコの丘からバスでプランバナン寺院へ引き返す


ここからは自転車で周辺の遺跡にまわる
googlemapsでスターを付け損ねたので
地球の歩き方の地図を頼りに移動
縮尺や距離が調整してあって
サイクリング用マップとしては使いにくい


それにしても暑い
ぐらぐらと空気が揺れる炎天下の中でのサイクリング

タイ/アユタヤと違い、田園風景が美しく
流れる景色が心地よい

※プラサオンへの道中の田園風景

道中には西洋人の大男が
T-シャツをびっちょり濡らしながら歩いていた
炎天下の中の自転車でもしんどいのに
あの巨体を揺らして歩くとは恐れ入る


チャンディ・プラサオンに到着
目の前の自転車置き場に停める

入場料は驚くほど良心的
遺跡自体にはお布施や寄付といった名目で入場料を取るが

※チャンディ・プラサオン内、小さな仏像が安置されていた

金額自体は良心的で
この素晴らしい遺産を護るためならと思わせる

これを基準に査定すれば
金閣寺の入場料は10円くらいが相応しいと感じる程
もっとも物価もなにもかも違うので単純比較など土台無理な話だが


プランバナン程の遺跡を見た後だが
趣が少し異なっていたので
飽きることなく見ることができた


少しはなれたところには、仏像(神像?)が並んで鎮座しているところがある
元は屋根があったようだが
崩れてしまったのか野ざらしになっている

※チャンディ・プラサオン外の仏像達、野ざらしゆえに侵食が激しいが、穏やかな表情

その表情や風貌はほとんど仏教と見分けが付かない
非常に穏やかな表情をしている仏像達に
日本に通ずる文化を感じる

台湾/タイ/インドネシア とやってきた
特にそのつもりは無かったが
それぞれの国との共通点や、文化の伝来のされ方の違い
融合などを垣間見ることの出来る旅となった


目の前の穏やかな表情の仏像の一つにお参りして
遺跡を立ち去った


そこからプランバナン方面に戻って
国道沿いに暫くすすむ
先ほどまでは無かった傾斜がここにはあって
体が更に熱を帯びていく

※印象的な風景

橋を通過
振り返り川沿いを見ると、人々の暮らしが見えた
なにか印象的な光景だったので、わざわざ戻って写真を撮った


チャンディ・カラサン到着

とても小さな遺跡で、国道沿いにいきなり姿を現した
この遺跡は、出入り口を守るカーラの保存状態が良い

※チャンディ・カラサン、美しい風貌をしている

※カーラの保存状態がよく非常に美しい

地元の人は公園として利用しているのか
椅子に座って話し込む若者や
小さい子などは遺跡に登って遊んでいる


次にチャンディ・サリを目指した
ちょっと道に迷ってしまい
田んぼ道を暫くすすんだりしてしまったが
国道に戻って走るときちんと標識が出ていた

民家の脇を通って進むと遺跡は突然現れた

※チャンディ・サリ、つくりは他の遺跡と共通している

決して大きな遺跡ではないが
非常に美しい彫刻が施されている
天女の彫刻は保存状態もよく見ごたえがあった

※細かい装飾が非常に美しい、ストーリー性を感じさせる施しだ

中に入ってみる
遺跡内も美しくこだわりを感じる
外とは違ってややひんやりした空気で気持ちが良かった

※外も中も美しい寺院だった

タイのアユタヤ以上に灼熱サイクリングとなったが
遺跡をめぐることが出来て素晴らしい旅だった
更に遠い場所にも遺跡があるようだが
体力と時間を考えて
自転車を返却し、次の目的地のボロブドゥール遺跡を目指す事に


国道を引き返しホテルへ
道中にくねくねとした人が
車に近づいては離れ
またくねくねと別の車へと繰り返していた

興味深深で近寄ると


女性?


いや、ニューハーフの人でした。



こちらの目線に気が付いたニューハーフは
ウィンクと投げキッスを送ってきた


アキに1050の大ダメージ

いや、いいんですよ
偏見なんてこれっぽっちもありません

でも近づいてきて少し怖かったので
自転車を漕ぐスピードは上がったかな…。


そんなこんなもあって自転車を返却し
ボロブドゥールへの行き方をホテルの人に聞くと

まずGiwanganバスターミナルに行きなさいという事で
そこへ向かうバスを教えてもらい乗車


憧れのボロブドゥールまであと少しだ




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posted by アキ at 2012/06/19 21:18
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※渡嘉敷島のビーチ、さすが離島

朝起きてすぐに泊港
この港から渡嘉敷島へ向かう
今回はフェリーとかしきを利用した
最近はチケット代金に加え
環境協力税なるものもかかるので
実質負担 (往復代3080円 + 環境協力税100円 = 3180円)となる

※遠くに見える渡嘉敷島、船がつくる波に虹がかかって綺麗

船に揺られ約1時間、渡嘉敷島にとうちゃく
島には主要なビーチは2カ所のみのようで
そのうちの1つへの直行乗り合いバスに乗車(250円

小さな島だが山があり
しばらくすると海を見下ろすかたちになった
輝く碧い海は珊瑚礁の加減か碧にもいろんな濃淡があって
その美しさにバスの乗客の歓喜の声がやかましいほどだ

※碧い海、日差しが砂浜に反射してまぶしい

ビーチに到着
海は美しい碧に変わりないが
白い砂浜が照りつける太陽の日差しを反射して輝いて
海を直視させてくれない

※砂は白くてさらさらだった

これだけ美しいビーチなのに
それほど人がいないのも魅力的だ

珊瑚礁周辺には魚も多く
シュノーケリングにもいい場所そうだ
たっぷりと海水浴を楽しんだ


ビーチの向こうに小さな展望台があったので登ってみる
少し高い場所から海を眺めると
珊瑚礁が醸し出す色合いなのだろうか
濃度の違う碧が美しい模様を描いていた

※写真では切り取れない美しさ

ムーニーも俺も

「隣がお前じゃなきゃな…。」


と思っていたはずだ
中年男2人っきりには不釣り合いな背景だ


日陰で極上の海を展望し心地よいさわやかな風に吹かれ…。

延々と下世話な話をしていた

ある意味生きてきて一番贅沢(無駄)な時間だw
景色との落差を考慮すれば世界一下世話な話だったに違いない、確信している


※ビーチの近くにはほんとうに少しの食事どころがあるのみ

次のフェリーの出航に合わせてバスが運行されているようで
シャワーを浴びたり昼食をとったりして待機した

※ビーチそばの店で、味は期待していなかったがかなり美味しくて満足

港に着いてからも出航には時間があったので周辺をぶらり

渡嘉敷資料館という小さな展示室があった

小さいのにちゃんと受付の人が居て
入る前に記帳を促された

ふむふむ

…。


俺たちが今日の最初じゃないか


…。


誰もこない日もあるようだな


カキカキ



受付の人 「では入場料200円となります。」




えーーーーーーーーー



一瞬で顔を見合わせて表情を読みとりあって


すみません、遠慮します。



と帰ってきた
んー
この調子じゃ結局採算は取れないんだから
無料にして渡嘉敷島の歴史などを知ってもらった方が良いのでは?と思った
美しい海からは想像もできない悲しい歴史を持っているのだから



明日はいよいよ本土に帰る日だ
本島に帰ってから帰り支度を済ませて
早めに居酒屋に入ってぞんぶんに語らった

大半が下世話な話であったが
そこがまた俺達らしい
楽しく旅を締めくくることが出来た



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posted by アキ at 2012/06/16 20:58
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※知念岬周辺の海、快晴の下の海はこんなに綺麗

駐車場で目を覚ましてしばらくして
ムーニーゼブラ
時間通りにやってきた


そして今日がゼブラの沖縄最終日である


まずは首里城
今日の天気も晴れやかとは言いがたいが
流れの速い雲は時折
強風に引き裂かれて晴れ間を覗かせた

首里城に着いたが
まだ開放間際だからか人が少ない
守礼門を潜って入場チケットを購入すると

※これだけ人がいない状態で撮影できたのは始めて

民族衣装を着た門番の人たちが
ちょうど開会式のようなものを行うところだった

号令と共に開城したようで
早速中に入った

※独特のこの城はお気に入りの城の一つ

本殿前に大広間があり
床・建物に至るまで美しい朱色で
本土にあるどの城とも風合いの異なる城だ

※玉座、日本本土よりも中国や朝鮮の影響を色濃く受けているのだろうか

城の内部や、外の高台などを見学したが
空いていたのもあって
約40分程度で回ることができた


次に斎場御嶽(せーふぁうたき)へと向かった
ここは琉球神話には欠かせない特別な聖地
神の祝福か
到着する頃には快晴の空が広がっていた

※斎場御嶽への道、木漏れ日の美しい通りだった、途中、沖縄戦の爪あと、爆弾跡がある

三庫裏(さんぐーい)の先には
神の島(にらいかない)と言い伝えられる久高島を見ることができる

読みが複雑すぎますね。。

※神聖な何かを感じたこともうなずける、この先より海方向に久高島を見ることが出来る

沖縄の自然の豊かさと美しさだけでなく
確かに景観から神々しいものを感じるとても良い場所だ


次に神の島へ渡るため知念岬
ところが沖縄へ接近している台風の影響で風が強く船が欠航していた

※知念岬、美しい色しか存在しない世界のようだ

美しい海の向こうに小さな砂島が浮かんでいたので
ムーニーと二人で船でそこまで行ってみた

※まずは砂浜・岩礁を探索、歩いてすぐのほんとうに小さな島

その店の従業員の一人ロシア人も一緒に同行するが
我々の監視役と言うよりも
泳ぎたいだけのようだ
海レジャー関連の人たちは自由だ

砂島はほんとうに小さいが
すぐ先の四方八方には海が広がっているので
景観が面白かった

※海はそこそこ深くて泳ぎやすかった

そこで暫く海水浴を楽しんでいると
先ほどのロシア人が

タコがない、つまらない」


を連呼しながら海から上がってきた
彼からは「ロシアから来た」
この言葉以外は聴くことが出来なかったが
なんどもタコがないと残念がっていた


砂島から戻る船が着くと
女性が2人入れ違いでやってきた
ロシア人はその女性達を見ると


「帰るのやめる!ンフ


と新たな言葉を生み出して
踊りながら小走りのノリノリで女性の尻を追いかけていった…。



タコより良いもの見つかって良かったね!




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posted by アキ at 2012/06/15 23:30
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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