旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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※朝日が昇ったばかりの遺跡より

ホテルマノハラより

サンライズを拝む為に
つまり日の昇らない時間帯からボロブドゥール遺跡へ向かう
ペンライトを持たさせて
暗い道を隊列を作って進んでいく

門へ進むと、まだ施錠されていてしばし待つことに

暗闇の中のボロブドゥールはまるで山のような何かが
立ちふさがっているように見えた


依然として激しい腹痛を伴っている


門番が鍵を持ってやってきたが

ボロブドゥールの開門と同時に

肛門も開門しそうで洒落にならなかった


貴重な朝日を拝む為に
群集は一斉に頂上を目指した

けっこうな数の階段を上がっていく
それぞれの逸る気持ちが足を止めることを許さず
皆もくもくと上がっていた


頂上に立つころには
東の空が少しだけぼんやりと白んできた

やっと遺跡の輪郭が鮮明に浮かび上がってきて
神秘的な雰囲気が漂い始める

ただ空は曇りだったので
登った朝日の色は今ひとつ
そのまま少しずつ明るくなっただけだ

※ホテルマノハラ敷地内より撮影、遠くからでも放つ存在感に圧倒される

昨日よりもずっと空いていたので
回廊をもう一度眺めて回った
もっともっと滞在したい

そう強く思ったのだが
お腹がそれを許さない


遺跡は十分に堪能したので
ホテルに帰り
チェックアウト時間のギリギリまで休むことにした

用意された朝食も喉を通らないので
トイレとひとしきり格闘した後にベッドへ

唇が小刻みに揺れて
熱と気だるさと腹痛
気が付くと眠ってしまっていたようだ

目が覚めるとずいぶんと体調が回復していた
食べられなかった朝食は
ホテルマンが弁当箱に詰めて部屋まで持ってきてくれた

なんて親切なのだ…。 感動

それでも食欲はまだ無いし
この暑さで持ち歩けばすぐに傷むだろうと思い
折角の親切だったが部屋に置いていく事にした

チェックアウトを済ました後に
ここで気が変わって
やはり弁当を持っていこうと思った

俺が使っていた部屋には
正に今ハウスキーパーが入っていったばかりだ

タイミングが良いので部屋に引き返すと
ハウスキーパーがもぐもぐとやっていた


真面目に仕事しなさいよ!w


とても親切で
それでいて可愛げのある
ホテルマノハラの従業員
天晴れ

※ボロブドゥールからパオン寺院までの道中

周辺には
パオン寺院ムンドゥ寺院という遺跡がある
3km強の距離があるようだが
リハビリもかねて歩いて向かうことにした
ムンドゥ寺院は、ジョグジャの市内へ向かうバス停留するので
そこから市内へ向かうことにする


道中で自転車タクシーや馬車引きが何度も話しかけてくる
強い日差しの下で音を上げる観光客は少なくないのだろう
彼らが値下げ交渉に応じる事は一切なかった

※壁面は綺麗で新しく感じる、清掃後なのだろうか?

パオン寺院に到着
ボロブドゥールを見た後だと
拍子抜けするほどに小さい
しかし積み上げられた石は隙間が無くて
丁寧に造られた事が伺える


寺院の背面に回ると
パズルのような彫刻が、味があってとても良い



そこから歩くこと数分
川を越えてムンドゥ寺院へ到着した

※美しいムンドゥ寺院、周りには露天やトイレなどの施設がある

遺跡の横に立派な菩提樹の木があり
美しい形をした立派な寺院だった


敷地内には、崩れた石がただ無造作に並べられているところもある
寺院の中に入ると
非常に美しい菩薩像3体鎮座していた

左:観世音菩薩 中央:釈迦牟尼仏 右:金剛手菩薩

※これらの仏像は、インドネシア仏教遺跡の最高芸術に数えられるとの事

造形、色、表情
すべてが調和していて優美すぎる傑作だ
しかしこれだけのものが、あまり監視が強固な場所に
置かれているわけではないのも驚きだ

※ムンドゥ寺院の壁面、どの遺跡の壁面にも精巧な彫刻が施されているようだ


素晴らしい場所にこれて感謝
ここで憧れのボロブドゥールの旅は終わり

バスでジョグジャ市内へ向かう



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posted by アキ at 2012/07/04 20:19
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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