旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2015年5月の記事一覧


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※ウユニ塩湖の鏡湖、360度この景色 絶景中の絶景

ウユニ塩湖へ向かうバス
悪路は想像以上であった

揺れは激しく何かに捕まらないと吹き飛びそう
そんな表現が大げさではない

バス内のトイレで用を足したいのだが
もうそろそろとなっても激しい揺れで集中力が途切れ
とてもそれどころではなくなってしまう
小さな格闘であった

バスの外はうっすらと白みがかり
白い平らな大地が横たわっている、そうウユニ塩湖だ

道、といえるようなものはない
バスはぬかるみを避けながら慎重に進んでいるだけだ

それで時折引き返し迂回しを繰り返し
何とか小さな町に到着した


ウユニ塩湖の鏡湖を見るためのツアー会社が数多く存在する
我々は既にツアー予約済みなのでそこへ向かう


店内で少々待たされ、道へ案内される
ジープが到着しては人を乗せて走り去る

なにやら怒り狂ったヨーロピアンが我々に向かって叫びだした

「このツアー会社を信じちゃ駄目よ、私はもう2時間もまっている!」
「昼の飛行機で帰らないといけないのにジープを手配してくれないのよ」

我々の手配係の女を指差しながら必死の剣幕で訴えかける

ツアー会社女「マダム、すぐに手配しますから落ち着いてください」
「もう同じ事をなんども言ってるじゃないdふぁdsghdfh」

目の前で口論は止してくれよ  内心はそう思いながら少々不安も募った


良い意味で不安は裏切られ、まもなく激高するヨーロピアンを他所にジープが迎えに来た

何人かで乗り込む
俺、ムーニーに加え
ボリビア人の女の子2人とその親戚の男の子1人
スペイン人の女性とその彼氏と思われる国籍不詳(南アメリカ出身の模様)の陽気で女たらし風の男
計7人で出発した



町から出発してすぐに到着したのが
列車の墓場と呼ばれている場所

※列車の墓場と呼ばれる場所、ツアーには必ず組み込まれている

年代物の蒸気機関車が何台も放棄され
強い潮風の影響なのか錆び錆びになり、それがまた良い味をかもし出している

マニアックに表現すると正にメタルマックスの世界だった。

※メタルマックスの世界観

次はついに塩湖へ
塩の大地はまばゆくて、どこまでも広がっている雪原のように見える
世界でもっとも平らな大地と評されるのも頷ける広大な光景だ

※まるで雪原にいるかのようだ、太陽光の反射が眩しい

塩湖に入り、最初に訪れたのは、塩の精製所
どこでも塩は取れそうなのだが、わざわざここを選ぶ理由でもあるのだろうか
と思うほど、町からは離れている



そこからさらにずっとずっと進んでいくと
かすかに鏡面が見え出し、車内からは歓喜のため息が



まるで空を飛んでいる気分になるほど、鏡面には空の青が映し出されている
まさに絶景、究極の絶景、言葉や説明は無用

※ウユニ塩湖の絶景

※空と湖の境界線が曖昧に

その後山すその小屋で昼食を取り岐路へ

※ウユニ塩湖を走った後はこうなる

※鏡面反射していた小高い山の麓へ

と、ジープを使わずレンタカーで観光している剛の者の車が
ぬかるみに嵌り込んで動けなくなっていた

我々も含め救助を試みたが脱出不可
普通に考えて絶望的だろうが
剛の者達、座礁した車の周りでフォークダンス、剛の者過ぎる

※タイヤがはまり込んで動けなくなった車

その後も転々と場所ごとに写真を撮りながら
サボテンだらけの小さな島によったりしながら
少しずつ町に向かっていく


途中で陽気な男がなにやら乾燥した葉っぱのようなものを取り出し全員に勧めていた
南米の一部の地域ではお茶などにも利用している例の葉っぱだ

個人的にはあれを悪魔の葉っぱと呼んでいるが
場の雰囲気というものがあったので、一つまみだけ口に入れてくちゃくちゃと

体の疲れが吹っ飛んで、心なしか力が沸いてくるような感覚があった
薦めてきた男はさらに陽気になって歌ったりしている
自分が口にした量は経験として語れるレベル、しかしやはり悪魔の葉っぱである。

彼女と思わしきスペイン美女はなぜにこのような男に惹かれたのか謎が深まる



と、ここまで順調だったのだが
なにやら車の調子がおかしい
クラッチが空回りするような音がしだし
スピードが落ちてついには止まってしまった
ウユニ塩湖でエンコ

しっかりしてくれ日本車

我々は今夜の夜行バスに必ず乗らなければならない
翌日にはアルゼンチン行きのフライトが待っている
つまらない洒落を言っている場合ではない


程なくして復旧、走り出すも
そのわずか10分後にまた停車
それを幾度となく繰り返す


陽がどんどん落ちていく
すばらしい光景も目に入らなくなるほどの焦り
どうしようもない無力感


10回程度は止まっている
その度に祈っていた


既にバスの発車時間は過ぎていた
ツアー会社にバスに乗ることを念押ししていたので
それだけが頼みの綱、だがちゃんと機能しているだろうか


やっと到着したジープ、世話係が待っていて手招きしている
同行したメンバーへの挨拶も程ほどにバス乗り場へ走り出す


バス乗車後、我々の着席を待たずバスは走り出した
相当待たせていたのだろう
何とか間に合ったが肝を冷やした瞬間であった


隣の席のアメリカ人とちょと雑談
彼は1週間近くウユニ塩湖に滞在していたらしいが
天気が優れなく、今日だけ天気が良かったと言っていた

本当かどうかはわからないがだとしたらこの飛行機トラブルも
棚ぼただったのかもしれない



明日はフライト
の前にラパス市内をまったり観光する事にする

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posted by アキ at 2015/05/31 14:26
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※月の谷、ボリビアの豊かな自然は格別 ウユニ塩湖だけではない

先日キャンセル待ち予約したバス会社へ

幸か不幸か! キャンセルが出たようで席を確保する事が出来た


本当にぎりぎりだった模様、同様にキャンセル待ちをしていた
日本人の女の子2人組は駄目だったらしく
彼女らのムードは最低状態、こちらも気を使ってあまり喜べない状況だった
1人の女の子の「最近大変なんです。。」に
女同士の旅もいろいろあるんだなぁ と思ってしまった。

ともかく
ウユニ塩湖へはジープなどに乗り換えて繰り出す事となる
現地でエージェントを探すと間誤付く可能性もあるので
ラパス市内にあるエージェントを尋ね、半日ツアーも申し込んだ


今出来ることは全て行った
その安堵もあったので市内観光に気持ちを切り替えた

※ウユニ塩湖行のバス会社が数件あるバスターミナルより

それほど多くの見所があるわけではないラパス市内
坂道も多く高地であるため、少し歩くと簡単に息切れを起こす
おまけに旅行者を狙った引ったくりや強盗なども横行しているらしいので
周りに神経を使いながらの観光となった



人通りの多い道を選択し
坂道を下り下り下ったところにあるカテドラルへ向かった

※カテドラル、外壁の装飾などは見事、周りも露店などが賑わう

それほど大きなカテドラルではないが
装飾などはかなり見事である

ミサの最中につき内部をじっくりと見学できなかったが
流れてくる賛美歌かなにかの音楽に心を奪われた
この地方独特の楽器か、はたまた音楽表現によるものなのか定かではないが

例えば日本人でもなじみのある「コンドルは飛んでいく」をどことなく彷彿とさせる
そんな音が厳粛なミサの音色から感じられるのだ


その後、カテドラル周辺のみやげ物屋などを一通り見て周り
次は「月の谷」と呼ばれる場所を目指すことにした

ここは少し郊外に当たるので
バスなどを利用する事となる

※市内のメインストリートから月の谷へ、空港へもここから

※行先の違うバスがたくさん、探すのも一苦労

ボリビアのバス(ワゴン)は、ターミナルでない限りは行き先とルートだけが決まっているだけで
乗降車はルート上の適当な場所で行う
「月の谷」行きのバスをひたすら待ち、見かけたら手を上げてバスを止める
バスが満席でない限りは止まってくれる という感じのようだ

無常にも何台かには無視されたものの
何とか目的のバスを捕まえる事が出来た


車窓からは、ボリビアのダイナミックな自然を眺める事ができる
こちらもお見逃し無いよう


月の谷到着、ほぼ貸切状態
ここが月の谷と呼ばれる理由に納得するだけの
見事な地形美だった。

※月の谷内には地形にいろいろと名前が付けられている

地質的に脆いからこそこのような姿になった
裏を返せば数年後には今の姿をしていないかもしれないし
または脆くなりすぎて入場する事が出来なくなるかもしれない


月の谷のそばに動物園があるようなので
またバスを利用し移動

内容はやはり…。 日本の動物園を基準にしてはいけない
ボリビア国内で捕獲できる動物を集めました
という感じの内容である
良い意味でも悪い意味でも手作り間満載

※動物園入り口

何かの巧妙な仕掛けで動物が逃げられなくなっているのか
はたまた住み着いているだけなのかわからないような場所すらあった


そんな動物園だが
馬鹿デカイ鳥かごがあり、一番高い岩の上に威風堂々とコンドルが君臨していた
正に鳥類の王者たる風格が漂っている
「コンドルは飛んでいけない」訳ではあるが…。w

※一番高い岩に見えるのがコンドル

冗談はさておいてもこの鳥かごは個人的に必見に値するといえるのではないだろうか


その深夜、期待と不安を胸に
ウユニへのバスは走り出した。


次はウユニ塩湖へ!



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posted by アキ at 2015/05/30 15:34
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上海で食べた袋麺シリーズ

中国で好まれる牛肉出汁
味は醤油ベースで、結構しっかりと牛の味がしてなかなか美味

癖の無い味なので
日本人にも好まれると思う

※袋は2つ



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posted by アキ at 2015/05/27 19:04
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※ラパスの夜景は格別、山の形に夜景が浮かび上がる

メキシコからダラスを経由しボリビアへ向かう
ボリビアでの滞在日数はわずか4日しかない

ボリビアのラパス空港に着いたらすぐにローカル便に乗り換えて
ウユニ空港へ向かう算段であった


航空会社はアメリカン航空
とりわけ南米の航空便は遅れる事が当たり前のようにあるらしいが
今回は遅れではなく、整備不良のため欠航。。。 となってしまった。

何とかアライアンスのある別航空会社の便を手配してもらい
ラパスへは到着できることになったが
予定していたローカル便には間に合わず

ラパス市内で宿を探すところから始めなければならなかった


何とか宿は見つかったものの
ウユニ塩湖観光が絶望的になってしまいどんよりとした雰囲気に

擂鉢状の特徴的な美しい夜景と
ふらりと入ったレストランの
塩味ががつんと利いたチキンがかろうじて我々を癒してくれた

※けっこう塩味がガツンと利いていて美味

※大げさな飾りではないがクリスマスが近づいているのが分かる

いつまでもメソメソしていられない
時間は刻一刻と過ぎてしまうのだ、打開策を考えねば。。。

ラパスからウユニまで夜行バスが走っている
道路が綺麗に整備されているわけではなく、自然の影響も受ける為
所要時間が8~11時間と大幅な開きがある

残された滞在時間を考えれば、苦難は目に見えている
何かがあってラパスに時間通り帰着できなければ
航空券の買いなおしも必要になるだろう


それでも今回の旅の一番のハイライトになりうるウユニ塩湖
みすみす逃せず、リスクを取るに値すると判断したのだった。

バス会社に赴く
今日の深夜便に関しては満席状態、残念ながら明日の便も満席だった
ある意味で、この絶望的な状況によりあきらめもついた
ただ少しの希望にすがるように、明日の便のキャンセル待ちに並んでおいた


明日の運命やいかに

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posted by アキ at 2015/05/24 15:57
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※パッケージから美味しそう

上海で食べた袋麺シリーズ

焦がし大蒜の香りが香ばしく
ほんのりミルキーな豚骨味

かなり美味しい

※焦し大蒜は袋から出しにくい

※素晴らしく芳醇な香り


かなりオススメできる一品

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posted by アキ at 2015/05/16 21:21
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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