旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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※アメリカンヴィレッジ

ゼブラが去り
また二人旅になった僕らは車を北へ走らせて
アメリカンヴィレッジを目指した

大規模な米軍基地がある沖縄ならではの商業施設
外観は外国人が好みそうなスタイルで
実際に多くの外国人の姿を見た

※建物内より、ガラス張りの天井から観覧車が見える

3度目の沖縄にして初めてのタコライスを食す
今までは新名物というだけで避けていたのだが
かなり美味しくて
沖縄以外にあまり広がらないのが不思議に感じたくらいだ

※タコライス、不味くなりようがない食べ物か

その後はとぼとぼと国際通りまで行って
ライブチャージがかかるライブ居酒屋へ
長居したので3度もライブが見れたし
お決まりの沖縄踊りも3度踊らされたけど
最高の一日だった


明日は慶良間諸島渡嘉敷島



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posted by アキ at 2012/06/15 22:47
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※アメリカ兵に追い詰められた日本軍人の多くが崖で命を落とした

その後ゼブラと合流してひめゆりの塔
ここは沖縄戦の中で
想像を絶する過酷な運命を生きた
ひめゆり学徒隊の鎮魂と、その痛ましい事実を
後世に伝えるための施設だ

※ひめゆりの塔に入ると最初に目に付く洞窟

ここは是非訪れてもらいたい場所だが
ほんとうに心が詰まってしまう

特に施設終盤の部屋にある
亡くなった女学生の写真と
生存した女学生の生々しい体験談を綴った本には
締め付けられる思いがして目をそらせてしまうほどだ

以前来た時にじっくり読んでいたのもあったが
今回は数ページめくった所で見るに耐えなくなってしまった

※平和記念公園

次に向かったところは平和祈念公園
ここは沖縄戦で多くの兵団や一般人が犠牲を払ったところであり
また様々な県・国からの慰霊塔が送られているところだ

※汗をびっしょりかきながらも慰霊の気持ちを込めて歩いた

3人出身地がそれぞれ異なるので
自分の県はあーだこーだと話に花が咲いた

敷地内を散策していると
兵団が最期に命を落とした防空壕があるという

今いる場所が海を展望できる岬の頂上あたりなので予想はしたが
かなりの階段の段数を降った先に
洞窟が大きく口を開けていた

※整備されていてもたいへんな階段、戦時中の非でないはずなのに

防空壕と言えば聞こえは良いが
ほんとうにただの洞窟だ

ここに身を潜め、爆弾が投げ込まれるのを恐れながら息を潜める生活は
どんなに地獄だったろう

そうやってゲリラ戦を展開することでアメリカの兵力を釘付けにして
勝利の見込みのない本土決戦に備えて
「雄姿を見せよ」とただの時間稼ぎをさせていたのだ

日本の為に戦ってくれた英霊や
犠牲になった人々の鎮魂を心から祈った



ずいぶんと降りたこの階段を登って帰るのはしんどいだろうから
回り込んで公園に帰ることにしたが
気付けば随分と遠くまで来ていたようだ


園内の沖縄ソバ屋で昼食を取ることに
何気なくTVを見ていたら
元オウム真理教の手配犯の高橋克也が捕まったというニュースが流れていて
皆びっくりした


次に先日入れなかった旧海軍司令本部壕へ向かった

※湿気に満ちた旧海軍指令本部壕

ここも戦争の爪痕を残す施設だが
壕そのものが現存し、それそのものを資料館としているのもあって
文章よりかは写真や展示品で訴えるという
ひめゆりとはまた違ったアプローチだ

だがその分写真はかなり強烈で
目を覆いたくなるものばかりだ



戦争そのものの是非は置いておいて
現代ではこのように兵士と市民を区別せずに無差別に殺傷するのは認められない事だが
町は徹底的に乾布無きまでに破壊し尽くされていた

情報が瞬く間に世界を駆けめぐる時代が到来して
これでも少しはましになったのだろうか


展示室には兵士の写真や
遺品などが展示されている

一人のご老人が杖をつきながら入ってきて
立てかけられた写真を見つめ


「また、帰ってきてしまったよ」


と涙を流していた
彼はこの壕で従軍していた兵士の生き残りなのかもしれない
この場所は残酷な生活・戦いと悲惨な出来事が刻まれた同胞の墓場でもある
彼にとって忌むべき場所のはずだ
それでも足を運んでしまう突き動かすなにかがあるのだ

彼の足の具合から考えて
このあとそう何度も来れるとは思えない
今回が最期だってありえる
戦争は生死を問わずなんと惨たらしいことかと、生き証人の彼の心中を想った


※戦時中は作戦会議室だった、悪くなる一方の戦況をどのように感じていたのだろうか

壕内へと入る
ここはひめゆりや祈念公園にある壕のような天然のものではなく
くり抜かれて造られている

旧司令本部だけあって発電器が設置されていたり
部屋が用途別に分けられていたりと機能的だった

ある部屋では爆弾で自決を図った者の
飛び散った生々しい血痕があったり
当時の様子が説明されていたりと
凄惨な過去を想像しやすくなっている


重苦しい場所ばかり最期に回ったが
それで良かったのだろう
ゼブラが一足先に帰路に就く


空港まで送って、また再会を約束し別れた



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posted by アキ at 2012/06/15 22:34
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※古宇利大橋を渡り急いで水族館へ

予定時刻をちょっと超えたが
ゼブラと水族館前で合流
彼も水族館をかなり満喫したようだ

ついでに海洋博公園を散策する
かなり広い公園なので全部は回れなかったが
イルカショーが無料で開放されていて
楽しむことが出来た


すぐ近くで軽食を済ませて
次にゴーヤーパークへと向かった

※やっつけ感の漂うゴーヤーパークの入り口

ここはゴーヤを栽培・加工して販売しているところで
プラントや工場を無料見学できるので行ってみた

※ゴーヤを愛でる男達

まあ無料なら悪くない程度なので
近くに寄る際には寄ってみてもいいと思う
ゴーヤが栽培されている様子や
他の種類のゴーヤなども見ることができる


本命はそこから近くの名護パイナップルパーク

※名護パイナップルパーク

※パイナップルカー、なぜか微妙に撮影禁止場所があるので注意しよう

ゴーカートのような小さな全自動の車に乗って
様々な種類のパイナップルを実際に見ることが出来る

その後は工場、土産物売場となだれ込む仕掛けになっているが
そこではパイナップルが食べ放題で
好物であるから存分に楽しんだ

※園内はパイナップルをはじめ、さまざまな熱帯性気候の花・木が生い茂っている

外に出たところでひどい夕立に遭遇
隣のフルーツパークも気になったが
入場料が意外に高いので断念した

ここで北部の観光を切り上げて南下
南下するほど天候は落ち着きと蒸し暑さを取り戻していった

夜までに残された時間は
どこかへ行くには心許なく
何もしないのならば持て余しすぎる時間だ

ダメ元で旧海軍司令本部壕へと行ってみた
ここは小高い丘になっており
町並みを一望することが出来る

※旧海軍司令部壕から、静かな墓地になっている ここからの見晴らしが英霊の鎮魂になる事を祈る

ここで命を落とした英霊を弔う供養塔があって皆で手を合わせた

さあ入ろうと思ったら
閉館時間を10分程度まわったところだった
何というタイミングの悪さ


とりあえず早めではあるが国際通りの駐車場に車を停めて
ジャンプショップを少し見学した後に
早めの晩飯としゃれ込んだ

※ジャンプショップ、よく知られたキャラクター達の沖縄バージョンのグッズが多数おいてあった

あっという間に時がたってしまった
時間がとても短く感じた


二人はホテルに帰るが
俺は宿無し車で車内泊

蚊に侵入されるのを恐れて閉めっぱなしの車は6月の沖縄とはいえ地獄で
ろくに寝られなかったのは言うまでもない



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posted by アキ at 2012/06/14 23:35
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※石垣が万里の長城を思わせる今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

3人揃って沖縄旅行の再開
始めに向かったのは今帰仁城
琉球王朝時代のグスクである
空は依然としてどんよりしている


道中に沖縄では一般的なハンバーガーショップA&Wへ寄る

ハンバーガーはバンズがかなり美味くて
ボリュームも多い
基地関係者が多く訪れるからだろう
アメリカ仕様のような気がした

ここでしか飲めないという触れ込みのルートビアというドリンクは
なんとカウンターで試飲することができたが…。


薬膳コーラ


といった感じ
ここでしか… に惹かれて頼む人は多いだろうが
味を想像できる人はほとんどいないだろう
なるほどその為の試飲か

沖縄ならではを味わい再出発
到着した時間帯もあるだろうが
自分達以外の観光客は見あたらない

※今帰仁城跡内、両脇の並木は桜で、見ごろは1月~2月の間らしい

入場料400円を払い入場
県内最大級だけあって
昨日訪れたグスクよりもかなり規模が大きいようだ

沖縄の中ではある程度標高も高く
山間に建てられている
高く積み上げられた石垣は
かなりの労力が注がれたに違いない

遠くにパノラマで海が見える
時化っていなければさぞかし綺麗だろう

※短く刈られた芝も美しい今帰仁城跡

城内にはそこそこの傾斜があるので
ちょっとしたトレッキング気分も味わえる

グスクの隣にちゃんとした資料館があって
琉球の歴史を学ぶのにも良い場所だった


次に美ら海水族館へ向かった
ムーニーは今回は遠慮して、俺は2度も来ているので
ゼブラを降ろして、2人は別の場所へ行くことにした

水族館横のビーチへ
あいにくの天候の為か

水難救助員プライベートビーチと化していた

陰鬱な天候の灰色の海が広がっている
昨日の旅が楽しかったのは
ゼブラがいたからだ

こうやって海をまじまじと見ているとはっきりわかる

と、その時
分厚い雲が割れ始めて青空が覗き始めた
雲の流れは速くて
青空が広がり、同時に海の青さも広がった

※エメラルドビーチ、今回の沖縄旅行初の美しい空、海

やはり沖縄に来ても
晴れなければ沖縄に来たとは言えないと痛感した

これは期待できる
ここから北東に位置する
古宇利島を目指した

本島からすらりと延びた橋が美しい
新名所の一つだ

※古宇利大橋から、写真では判りづらいがこれでも海は綺麗だった、晴れの日にまた来たい場所

確かに美しい
島に近づくと少しだけ陰ってきたものの
それでも青い海を白い橋が切り裂くように延びていて
丸っこい島が先っちょにちょこんと乗ったような絶景を堪能できた

橋を渡り終えたところにすぐにビーチがあり行くことに

そこそこ広いビーチで
美しくすらりと延びる橋の欄干を仰ぐことが出来る

ぴちゃぴちゃと膝下程度まで使って遊ぶ
ここにはほんの少しの遊泳客がいるようだ

※橋の欄干のフォルムが美しかった

砂浜を歩いていると
関西弁を話す若い女性3人が写真を撮って欲しいと頼んできた

見れば全員若くてかなりの美女
おまけにグラマラスで
普通なら目のやり場に困るところだが…。
ファインダー越しなので問題ない
何枚か写真をとって別れたが

こちらには独身もいるんだし
自分から女性に声をかけるという未経験を経験する為にも
声を掛けてみれば良かったなと後で思ったw

古宇利島は小さな島だから
車で簡単にぐるりと一周できそうだ

適当に車を走らせると
円筒状空洞地形郡 という看板が目に入った
行ってみると
ゴツゴツした岩に挟まれた小さなビーチで
黒岩には筒状のもので不自然にくり抜かれた無数の穴がある

※この段階ではなにが円筒状なのだろうと思っていた

大きな穴では人間がすっぽり入るくらいもあり
自然に出来たとは考えにくいくらいだった

※これは人がすっぽり入りそうな穴、他にも無数の穴があった

その後島の中心まで行って
小さな展望台を併設した公園に入った

草が生い茂ってあまり整備の行き届いていない公園の
ハブに注意
の看板に真剣にビビりながら
歩いたりした
いろいろと寄り道しながら旅をしていたら
あっという間に時が経ってしまっていた

※木が生い茂ってジャングルだった、島内は古民家も多くて雰囲気が格別だった

やばい
ゼブラとの待ち合わせの時間に間に合いそうに無い



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posted by アキ at 2012/06/14 23:18
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※晴れの万座毛、今回の写真ではない…。

今回は船仲間のムーニーゼブラと沖縄を旅することとなった
さらにゼブラとは船を下りて以来で
再会の場所が沖縄となった

天気予報では滞在中はずっと雨模様の予定であるが
晴れ男達の集結にどうなることか


空港を降りると早速ゼブラと連絡を取る
彼は一時間ばかり早く着いて待っていてくれた
ムーニーは夜からの合流となるので
しばらくは二人旅だ

オーバーランドを旅した時と同じ格好で迎えてくれた
久しぶりのはずなのに久し振りに感じない
なんとも不思議な感じだ


レンタカーを借りて早速観光へ繰り出す
まずは沖縄旅行定番の万座毛

時間が惜しいので高速道路を利用する
南北に細長い為か主要道路は混みやすく、海岸沿いの道路はまっすぐではないし
中部には嘉手納基地が沖縄を分断する勢いで存在するのも
交通の利便を損なう要因だろう

と御託を並べるも
実は沖縄で高速道路を利用するのは始めてだった

スイスイと快適に進む
時折、スピードが遅すぎて速度違反ではないかという車を見かけるほどに
沖縄の運転はのんびりだ


高速を使ってあっという間に万座毛に到着
外はぱらぱらと小雨が降っていた

※個性的な造型はさすがだが、TOP絵と海の青を比べてみてもらいたい

まだ潮も高くなくて
迫力に欠ける景色であったが
大自然がつくった個性的な景観を楽しんだ
本土とはまた異なる植生も印象的だった


次は下道を南下して残波岬
ここは白く美しい灯台から迫力のある景観を見ることが出来る

※灯台から一望する残波岬

見た目以上の段数を上らないといけないし
200円必要だが是非登って欲しい

非常に壮大で力強い美しさを持った大好きな場所
龍宮神が治めている場所なのだそうだ

※残波岬の崖、何人もの釣り人たちが

近くの公園の沖縄一の大きさのシーサーも見所の一つだ

以外にゼブラも喜んでくれて
これが実際に生きていたらどう戦うか?
などというくだらない話に花が咲いたのも楽しかった


お腹も空いてきたので昼食を取ることに
むらさき村の紗那亭が美味いし近いので向かったがどうしてもたどり着けない
仕方なく紅芋タルト御殿横の店で食べる

まずまずおいしいソーキソバだった


次に沖縄南部へ向かう
その途中にグスクがあるようなので立ち寄る

座喜味城跡(ざきみぐすくあと)、沖縄戦でアメリカ軍が最初に上陸した場所だそうだ

中はがらんとしていた
綺麗に刈そろえられた草と
積み上げられた石のコントラストが美しい

※さまようゼブラ氏

ここでもこの城をどう攻略するかなどという話に花が咲く
しまいにはモンスターならアンデッド系が出るはずだなど
グスクにいる間は空想にふけっていた

※がらんとしているが、その歴史的な価値は非常に高い

南部までの道のり
高速を使えば早いが
嘉手納周辺を見せたくてしばらく下道で

基地周辺にはアメリカ軍の兵隊や車両
家族と思われる外国人たちを多く目にする

ハリウッド映画で見るような大きな原色のバスには異国の子供達が大勢乗っていた


残念というと語弊があるが
天候が優れないためか
戦闘機が爆音を上げて飛び立つ場面には出くわさなかった

大規模なアメリカ軍基地が極東の玄関口である沖縄に置かれている事は
極東アジアの安全保障や、資源輸入ルートの安全
中国牽制などを考えれば
日本にも多くのメリットがある事は疑いようがない事だ

しかし日本の本土が大戦終盤から現代に至るまで
ずっと沖縄にばかり大きな負担を強いてきた事もまた事実

その現実のただの一部であろう嘉手納を見るだけで
いつも考えさせられてしまう
少しだけそれを友達に見せることができて良かった



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posted by アキ at 2012/06/13 23:32
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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