旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2010年12月16日の記事一覧



※パナマ港、駐車場が混雑していた

パナマ運河を越えて入ったのはパナマ
恥ずかしながらこれが国の名前だと知ったのは
このクルーズのおかげである

水位の異なる2つの海洋、大西洋(カリブ海)と太平洋を繋ぐこの運河は
段階式に水門をあけて水位を調整し上り下りする
いわば船の階段で
途中にガツン湖を経由する

この運河があるおかげで
大きな大陸を迂回する必要がないのだから
すごい仕組みである

その運河が横断するこの国は治安がとても悪く
自由行動はもっともお勧めしないだけでなく
夜間に至っては外出禁止令まででていた

もちろんここでもツアーは取らずに自由行動にした
目立った観光名所もないので
キャノピーという、ワイヤーをつたってターザンの様に滑り降りる
スポーツアクティビティにチャレンジすることにした

治安の悪い寄港地ではオプショナルツアーを取る人が多いのだが
人数制限からあふれた者達も多く
各自不安もあったのか、最終的に過去最大の人数で行動することとなった

港前にたむろしている
タクシーの運転手と交渉し11ドル(1ドルはチップ)で移動はまかせることとなった
最初に到着した場所では既に満杯
そこそこ遠い別の場所へ

※断られたキャノピー場で、しっぽを切りながら逃げないのんびりなトカゲを発見

その間たっぷりと車窓を眺める時間はあったのだが
熱帯性の木々か、古びた家々、古びた車と
特筆して目を引くものはなかった。

キャノピー場に到着
オフィスは思ったより綺麗で、受付係もきちんとした身なりをしていた
値段も印刷されたメニューに出ていて、言い値でのぼったくりは無さそうだった
しかし、それにしても金額はそこそこするのだ
船主催のそれよりはずっと安いので全員挑戦する事にしたのだが
観光客もそれほど訪れるとは思えないし
物価の安いこの国で36ドルには驚いた

キャノピーは電気などを使わずに、重力だけで滑り降りる
トラクターに乗って高台へ行き
全身に防具をつける

※トラクターでゆらりゆらりと傾斜を上がっていく

スピードが出過ぎたときに手を使ってブレーキをかける
ブレーキパッドの様な工具は持たされているが
勢い余ってワイヤーに直接ふれるのを防ぐ為
剣道の小手の様なごつい手袋を着ける

実際にキャノピーをやってみるとその重要性はわかるが
親指部分に微妙な穴があったり、
中指が出てしまっていたり
不安要素は満載だったw

※ここで身に着けた工具とロープを繋ぎ滑り降りる

木々の間を、ガツン湖の上を
キャノピーは快速に進む
眺めも良いし風も心地よくて気持ちが良かった。

※木々のポイントポイントで渋滞が発生する、みんな興奮しながら話していた

ロープは木々の間に設けられているので何度も工具をロープに外しては着けて
滑り降りていく
合計14本程度のロープを下る
最後の1つはかなり長い距離で、豪快に湖を渡った

こういったスポーツアクティビティは久しぶりだったので
皆なかなかエキサイトしていたようだ

※最後のロープ、着地点が写真では移らないほど長かった

キャノピーを終了してバスで帰る
ドライバー達は通り道に動物園があるので行かないかと言う
車内で相談して行くことにしたのだが
到着してみるとそれは動物園とは言えない代物だった
それで一人当たり5ドルだというので
それならば入らなくても良いと断ると

じゃあ無料でいいよ!と言うことになった
少しだけ見学、まあ只なら悪くはない

※他にも鹿、サル、虎、鳥などがいた

その後港に戻り解散となった
港付近を通るときに、この辺りは貧しい人々が住んでいて危険な地域だと聞かされた
たしかに建物や彼らの身なりからかなり貧しいと見て取れたが
人通りも少なくなかったので、少し街歩きしたい衝動に駆られたものの

前回寄港した際にクルーが襲われて肋骨を数本折る大怪我を負わされたと聞いたので
事件に巻き込まれたら見知らぬ外国人を助けてくれるかわからなかったし
暗くなりつつあったので外出は避けた

ビビッた
という事なのだが、旅においては臆病であるくらいが丁度良いと思う。

港内でビールを飲んでリラックスし
携帯電話を売りに来たパナマビューティに少し癒されて
パナマの旅は終わった。

※パナマビューティーにご満悦?なMr.アーム、今回も彼が一緒だった

明日はいよいよ運河を通行し
2大運河(スエズ・パナマ)を通航するという夢の一つが叶う
この旅によって沢山の夢を叶えている
パナマの出航は、次の夢を叶えるための出航となりそうだ。
次はマチュピチュへ


次はマエクアドル(マンタ)に寄港




おまけ
パナマ運河を通航するオセアニック号より
※船を両側からレールを走る車(写真中央)を使いワイヤーで引っ張る事で、船は安定して前へ進む

※この先に太平洋がある

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posted by アキ at 2010/12/16 20:29
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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