旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2010年12月22日の記事一覧



※マチュピチュ、天空の城ラピュタのモチーフになったというのも頷ける

まだあたりが暗いうちにホテルを出発し
約1時間半ほど電車に揺られてマチュピチュ駅

電車は外が見渡しやすいように窓が大きく取られている
目的地はマチュピチュだが、この鉄道の沿線にも
貴重なインカの遺跡が点在しているようだ
列車が進むに連れて標高はじりじりと下がるので
木々の生態系が変化していくのも見ることができる

それにしても
依然として体調は最悪の状態である
何度もトイレに駆け込む必要があった

トイレに入り便座を見ると、そこには流れる景色があった

そう、垂れ流し方式である。
30にもなって、異国のしかも憧れの地で
糞をまき散らすとは夢にも思わなかった。。

だがここで出来る限り出しておくことが
この後トイレが都合良くあることなど期待できない状況では
不慮の事故を避けるために取れる最善の措置であったろう

※駅周辺、お土産屋や宿などが点在している

駅に到着
ツアーバスに乗り込みマチュピチュへ向かう
マチュピチュに行くことを夢の一つにした時に
崖っぷちの道路をバスは進み、時に転落事故なども起きる秘境だと聞いた
目で見るまではと調べることも何もしてこなかったのだ
それを確かめる事が出来る瞬間であった…。が

隣の席の人が空けてくれて
ずっと寝てたのでみてないw


ちょっと残念ではあるが、この配慮がなければ
憧れのマチュピチュで
園内には入れずにしかも粗相という最悪のシナリオ
可能性があっただけに恐ろしい

※雲で霞む様がまた映える

マチュピチュ到着
園内にはトイレがないので、ひとまず入場口前でトイレ休憩
ここでかなり踏ん張っておいたが
時間を使いすぎたのか、外に出ると別の1グループが入園するところだった
そのグループの代表に既に入園している俺のグループの代表を呼んでもらって
なんとか園内に入れた
入園券は代表が持っているし、ツアーで安心して満足な現金など持っていないので
危うく入り口で取り残されるところだった。。

入り口を過ぎると
若干足場の悪い細長い坂を上ることになる
小雨も降っていたので、木の根っこなどが露出しているところなどは
滑りやすかった

若干の登山を終えて頂にたどり着くと
眼下には霞の向こうに天空の都市が広がっていた

※緑の芝も美しいマチュピチュを背景に

高山地帯であることもあり天候は変わりやすい
この時は小雨だが青空も覗くという状況が雰囲気をより一層良いものにしていた

※そびえるワイナピチュ、登山することもできるそうだ

速く流れる雲が都市の向こうにそびえるワイナピチュにぶつかって
勢いよく上昇していてダイナミックだった
天空の都市という表現はかなりしっくりくる

※豆粒ほどの人が見えるだろうか、これをみると思ったより広い遺跡であるとわかる

霞が晴れて、遺跡がはっきりと見渡せるようになり
目を凝らすと、遺跡内を歩く他の旅行客の姿も見える
想像よりもかなり広い遺跡だなと思った

※遺跡内も見所が満載だった

遺跡内にも随所に見所はあったが
やはり上から見たマチュピチュが一番美しいと思う。

普段ならこんなに体調が悪ければ面会拒絶で部屋に引きこもり
一日中寝ているところだが
それを無理させるほどに素晴らしいところであった

※遠くに見える筋のようなものは道、相当に曲がりくねった道だ

※段々に見えるのは畑、果実などを育てていたと考えられている

途中途中のガイドの案内の最中に小休憩を取る
グループが進み始めるとゼブラがやってきて

「行くぞ! マチュピチュ来て体調悪いなんてウケるな!ケケケ」

と捨て台詞を吐くくせに
毎回気にかけてくれたゼブラの優しさも、忘れず心に留めておこう


憧れで最高だったマチュピチュを後に
列車が来るまでの時間、マチュピチュ駅の周辺を観光
このあたりから体調に回復の兆しが、遅いけどねw

駅前の街、景観はなんとなく日本の温泉郷を思わせた
ぼーっと木を眺めていたら、すばしっこく動くものを発見
目を凝らすと…。

ハチドリでした。


野生のハチドリを見ることができて何気に感動

※日本の温泉郷を思わせる

岐路も列車で来た道を戻るのですが
悪魔のような仮面の者達が乱入してきて
なぜか一緒に踊らされたり

乗客を巻き込んでのアルパカ製品ファッションショー
がはじまったりと

まあなんともいえない感じのイベントがありましたw


駅についてからも結構長い間バスに
皆疲れて寝ていたみたいですね

夜にクスコへと帰還しました。
クスコではツアー会社が
片道2ドルでアルマス広場近くの土産物屋までバスを出してくれるとの事

…。

マージンもらいつつバス代稼ぎですか?


ということで
体力が回復してきたこともあったので
ゼブラと二人で歩いて向かうことにしました

※夜には光が反射してよりいっそう幻想的になるクスコの街の旧道

※太陽の神殿をはじめ、いろいろな場所がライトアップされていた

途中、ライトアップされた太陽の神殿も見ることができたし
地元の人で賑わう繁華街も立ち寄れたし
広場周辺はライトアップされていて綺麗だったし
歩いて正解でした。
といっても治安は良くないので行く人は注意してくださいね

憧れの地の思い出日記
こんなにもトイレという単語を使わないといけないなんて…。w


明日はリマ

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posted by アキ at 2010/12/22 22:28
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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