旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2011年11月19日の記事一覧


※松江のシンボル、松江城


特にこの街を旅しようと思い立ったわけではなかったが
出雲からの帰り道に寄れるところは無いかと探していて
島根県の松江市内の
八重垣神社松江城がなかなか見ごたえがあると聞いた

夕日の名所として名高い
宍道湖沿いをずっと東に向かう
湖はかなり広いが、水の向こうに岸があって民家が見えると
やはり海ではなく湖なのだと実感させた

八重垣神社に到着
ここはスサノオノミコトクシナダヒメを主祭神とした神社で
縁結びでも有名な神社だ

八重垣神社、縁結びとして有名、近くには夫婦椿も

広い駐車場は無料で良心的だった

それほど大きな神社ではないが
あるものが目を引いた
一応確認しておこうw



             あなたは18歳以上ですか?

                [はい]  [いいえ]













 

 
※写真左:男根

そう、男根


一人旅で
じっくりと神妙そうな顔つきで旅していた若い女性が
これを目の当たりにした時に
にんまりとしていたのが印象的だったw


この神社には鏡の池占いという面白い占いがある
 
社務所で占い用の和紙を買い(100円だったかな)
森の中の鏡の池でその紙に10円100円を1枚乗せて
その沈みで縁を占うというもの

※鏡の池、参拝者が紙の行く末を見守る

紙が早く沈めば願いも早く叶い
沈む場所が近ければ近い縁談、遠ければ遠い縁談との事

水底には沈んだ紙が堆積しているし
紙の沈みを見守る人もたくさんいて賑わっていました

(注意:以下のような効果はありません)
良縁を早くに希望されるかたは
500円を乗せますと、より強いご利益があるそうです
と書いておけば、結構乗せる人いるんじゃないか?
そう思わせるほど、見守る人々の顔は真剣でした。

※鏡の池別アングル、15分以内に沈むのが良いとされているが…。

ちなみに
この池は、ヤマタノオロチからクシナヒメを匿ったこの地の
飲水用としての池であったそうです。

神話の地巡りを終えて次に目指したのは
松江城
城に併設した駐車場に車を泊める
高い石垣とかなり広いお堀
予想を遥かに上回る名城でした

※松江城を守る松江堀川、遊覧船もある

それでいて、天守閣に登らなければ
無料で城内を見学できます。

そこそこ長くて急な階段を登り城内へ
広々とした庭園の向こうには黒い立派な城

※庭園も美しい

それ以外にも2の丸には松江神社興雲閣と城だけに留まらず
見ごたえがありました

※松江神社、御祭神として松平家の3名や徳川家康を祀る

※興雲閣、明治36年に当時の金額で1万3489円で建設したとの事

城を後にして松江堀川沿いを歩くと
美しく保存された昔の街並と
土産物屋、団子屋、そば屋、資料館も立ち並んでいます

※城から城下町に続く橋


堀川沿いの木々も色帯びて美しいので
遊覧船に乗るのも良いかもしれませんし
人力車も走っているのでそれに乗るのも良いと思います。

※松江堀川と紅葉、右手には遊覧船が

今日は松江城付近に宿を取ったのでチェックインし
お酒を飲める体制に

かなりの数の居酒屋や割烹料理の店が軒を連ねていて
どこに行こうか迷うくらいあります。

評判の良い店に行ってみますが
予約でいっぱいとの事
このあたりの人気店は
予約をしておいたほうが良さそうです

宿推薦の居酒屋の叢雲
カウンター席のみわずかに空いていました
他の席には皿と箸が置かれていましたから
やはり予約するのが無難なのでしょう

以前から食べたいと思っていた
のどぐろ

これを注文しました。
女将さんに進められた半身を刺身に
もう半身を焼きにしていただく 1700円

※のどぐろ刺身、身はかなりやわらかく甘みが強い脂がのっている



ん~~~~~まい


ワサビがもっと良ければ…。でしたが
味は最高

これだけ美味くても旬は8月の上旬なのだとか
これはリベンジするしかないですね


続いて塩焼き

※のどぐろ塩焼き、身は解きやすく食べやすい、脂が溶けて旨みも増す



ん~~~~~~~~まい


焼き加減も最高で、荒塩がピリッときいていて
最高に美味いですね

熱燗もすすむすすむ


他の料理も美味しいものが多かったですね


食事が美味いと旅もいっそう楽しくなりますね
大満足の旅

明日は鳥取県
水木しげるの出身地境港市と砂丘を訪れます!


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posted by アキ at 2011/11/19 21:07
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※拝殿、巨大なしめ縄は長さ8m、重さ1500kgとの事

今回は車で出雲へ
日本神話で、スサノオノミコトヤマタノオロチを退治したとされる地
その尾から、三種の神器の一つ、天叢雲剣(草薙の剣)が見つかった地
出雲大社、いずもそばが有名で、桃鉄で買い占めやすいw
その程度の知識のみだった場所だが

宮崎での神社巡りの旅の影響と、友人の一人が最近出雲大社へ行ったと聞いて
突然行きたくなった。

出雲大社には深夜に到着
駐車場は24時間一部開放されていて無料で駐車できる為なのか
到着したのが2時台にも関わらずほぼ満車であったが
運良く駐車する事ができた、
駐車場は朝5時には全面開放されるようだ

雨が車に打ち付ける音がうるさい程度に降っていて
明日の観光を不安にさせた
このままでは天照大御神ではなく雨降らす大御神になるぞ
などと、総氏神様に失礼な事を思いつつも
いずれ雨の音など気にならず眠ってしまった

朝起きて早速お参り、雨も小雨に変わっていた
中庭を抜けて拝殿に続く参道に差し掛かると
大きなさざれ石があった

※松林の参道

格の高い神社は参道両脇に大樹が構えている事が多いように思うが
出雲大社には立派で背の高い松林があった

本殿前の鳥居の両脇には
祭神である大国主大神が波に乗る玉を受け取る像と
因幡の白兎を諭す像が置かれている

※波に乗る玉を受け取る大国主大神像

※因幡の白兎を諭す大国主大神像

巨大な締め縄が印象的な拝殿へ
ここは縁結びの神様として名高いようで
参拝者には若い女性が多めであると思った


ここ出雲大社ではお参りの作法が少しだけ異なって
2礼、4拍手、お願い、1礼
という手順が作法との事

拝殿横には木に結びつけられたおみくじが巨木を埋め尽くさん勢いで
ちょっと引いたw

※括りつけられたおみくじの数は願いの数でもある

本殿の周辺には出雲大社ならではの施設として十九社がある
旧暦の10月(神無月)に全国の神々が出雲大社に集まり
神事を行う際の、神様のお宿なのだそうだ
ちなみに出雲では神無月と言わず、神在月と呼ぶそうだ

つづいて拝殿横の
境内に通る小川を渡って西にある神楽殿に移動
こちらでは正に結婚式が執り行われていた
本殿よりも一段と大きなしめ縄に驚いた

※出雲大社神楽殿、しめ縄は長さ13m、重さ5000kgとの事

その隣には鏡池があって、更に脇道が続いていた
脇道は本殿の裏まで続いていて
そこには小さな御社が数個あった


神話の地を十分満喫し、いずもそばを食べることに
大社周辺にも何軒かあるのだが
折角遠くまで来たので、地元客でも賑わう店に

その場でGoogleMapsで調べて
口コミの良い店平和そばへ向かう

※平和そば「三色割子蕎麦 」 850円

三色割子蕎麦を注文すると
食べ方に面白い作法が
重なった皿の一番上につゆをかけて食べ
1皿食べ終わったら次の皿につゆを移し変えてゆく
皿は上からおろし、とろろ、天かすと続く
旨みが少しずつ次の皿に移っていって
最期にはなかなか複雑な旨みとなって美味しかった
一緒に頼んだカツ丼も最高だった


今回はただ出雲大社目当てのみで来た土地だが
念のため付近の観光地を調べてみると
なかなか面白そうなところが数件見つかったので行くことに

稲佐の浜
毎年神在月の10日には
ここで全国の神様を迎える、神迎神事が行われるそうだ

※稲佐の浜、大岩の上には小さな御社が、夕日のスポットとしても人気で、日本の渚百選の一つだ

大岩の下のほうは変色していて
潮が満ちると海に囲まれるのだとわかった

岩は貝などにくりぬかれたような穴が多数あって
そこには賽銭や、お供え物が入れてあった
穴という穴にあることを見ると、今でもそれなりの人が
お参りに来るのだろう

天気も風土も全く異なるのだが
キプロスアフロディーチの誕生地を思い出していた

その後は墓参り
といっても歌舞伎の祖である阿国(おくに)の墓

※阿国の墓、歌舞伎の創始者だ、横には阿国の生家である中村家の墓もある

取り立てて見ごたえのある景観ではないのだが
彼女の存在が日本の素晴らしい伝統芸能を花開せた事を知れて
またその縁の地に立てて
歴史と繋がれる瞬間は旅の贅沢な醍醐味でもある

その後は旧JR大社駅
レトロで立派なその駅は、国の重要文化財で
なんと1990年までは現役の駅として活躍していた

※旧JR大社駅、俺が生まれた時にはまだ現役だった

ホーム、レール
今にも電車が到着しそうな雰囲気があったし
蒸気機関車も展示されていてなかなかの見ごたえだった

結局のところたいした雨にもあわずに大満足の旅となったが
宍道湖に沈む夕日を見られるほどの天気でもないので
次の目的地松江へと車を走らせた

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posted by アキ at 2011/11/19 18:07
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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