旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2012年2月13日の記事一覧


※日本三景松島


昨晩は船での話、雑談に反省会に
哲学の話にと、まさに雑煮のように様々なトピックがあふれる飲み会となった
結局、朝の6時まで語り明かしてしまい
昼近くまでぐだぐだとしていた

僧侶のジョーは、集会があるとかで
皆が寝ている時分に帰っていった

えっちゃんは駅までジョーを送っていった

女の子達は朝風呂を浴びていた
アームさんは送り出しなどなどで慌そうだった

そう、全てわかっていた
誰が何をしているのか…。


寝ているようにして、全て知っていた…。


昨日の夜、限界まで起きていたムーニーとたかじんは
皆が寝る雰囲気になるとたちまち寝てしまった


寝るという行為に全身全霊を注ぐように
布団で全身を覆いつくすムーニー

遊びつかれておもちゃを握り締める子供のような
微笑ましい表情で眠るたかじん


俺はコタツの中の陣取り合戦敗れた
寝ようと思った時には、とっくにスペースなどなかったのだ

正座をするように足を折りたたみ
何とか膝下だけはコタツに潜り込ませる事ができた

だが、ケツから背中にかけてはむき出し
布団も毛布も彼らががっしりと掴み、ただの一枚も奪い取れそうに無い


寝るという行為においての
完全武装状態の2人を起こす勇気は俺にはなかった。。


とりあえず自らのジャケットを体にかけるが
体にジャストフィットのサイズに出来ているだけあって
ケツは常に出ていた


そう、ケツの寒さで全く寝る事ができなかった


部屋の中ですら白い息が出る仙台で
ケツを出しっぱなしで寝るとは思わなかった


眠気眼をこすりながら
仙台で牛タンを食べるという、念願を叶えるべく家を出た

※牛タン「利休」、牛タン極 1600円

焼肉屋で薄っぺらい牛タンしか食べたこと無かったので
厚切りの牛タンはやはり美味しい
ただ値段はちょっと高めかな


食後、女の子2人は別の約束があるとの事で仙台駅で別れ
松島へと向かった

日本三景に数えられる松島、ここへ行けば
三景全てを周ったことになる


松島までの道中も愉快な仲間で
なぜか下ネタ全快で向かった
睡眠不足でテンションがぐちゃぐちゃだったのだろう



松島到着
ただでさえ雪がちらつく寒さに加え
この日は風が凄まじくて、口をつけば「寒い」を連呼していた

松島の前の小さな寺、秋保大滝前の不動尊と似ていて
独特の風構えが面白かった

松林を持つ小さな島がいくつも点在していて
水鳥が群れて泳いでいるのが映えて
日本三景に数えられるのも頷ける
春夏秋冬、日出、夕日、満月
装いの違う松島もまた見てみたいと思わせた

200円払い、福浦島へ渡ることにした
朱色の橋が架かっており、自然に花を添える景観だ

※福浦島へ渡る桟橋、すらりと長い橋


松林を歩くのは気持ちが良いし、福浦島から他の島々を
より近くから見られるのも嬉しい


ここで皆でコンセプト写真を撮ろうという事になった
いろいろなポーズや意味を込めて写真を撮りあった

※福浦島内、清清しい雰囲気は普通心を落ち着かせるものだが、馬鹿はつける薬もないか…。

ケツが冷えて寝れなかった昨晩の眠気もあって
このあたりから壊れ始めた


少々滑りそうな崖道の先に浜辺が見えた
面白そうな予感がした
今回も昨日同様にえっちゃんは待つことに
めんどうを嫌うムーニーも残ることになり
アームさん、たかじん、俺の3人が進む事に


浜辺を探検していると
寝ぼけ野郎馬鹿クラスチェンジしてしまう代物に出会ってしまった
そこには大きなツララが何本もあった


三馬鹿は一斉にツララに駆け寄ると
皆それぞれ必死に最強の聖剣を探していた


多分30年生きてきて一番馬鹿をやった
これ以上は恥ずかしくて書けない



福浦島を後にして近くの瑞巌寺
本堂は見ることは出来なかったが
参道は神聖な雰囲気が漂っていたし

※瑞巌寺の参道、神聖な空気が漂っていた

※岩をくり抜いて彫られた神仏は見ごたえあり

岩をくり抜いて神仏が彫られていて
時を忘れさせる景観であった

寺以外にも手焼き煎餅が食べられたり
牡蠣もあったりと、食べ歩きができるので
またもう一度来てじっくり周りたいと思った

※寺近くの街並、雪景色が綺麗、寒そうでしょ?

※焼きたて煎餅、醤油の香りが香ばしくて美味しい、このサイズで250円

松島を後にし、これから仕事に向かうという
えっちゃんを自宅まで送ることに

彼女は27連勤しているほど忙しいのだが
仙台に集まった船仲間の為にせっかくの休みを使ってくれた
ほんとうに感謝したい

楽しいときは早く過ぎるもの
仙台駅へ帰ってきた

駅構内ですし屋に入り、最後の食事を楽しむ
振り返ってみるとこの短期間の旅にしては
いろいろな要素が詰まった旅となった

ここで旅も終わり
仙台駅からそれぞれの場所に帰ってゆく
およそ一年前に船旅を終えて横浜で皆と別れた
あの時の感覚を漂わせながら

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posted by アキ at 2012/02/13 21:51
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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