旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2012年3月3日の記事一覧


今日は船友の結婚を祝うために夜行バスで東京まで来た
午前6時のまだ薄暗い時間帯に東京駅前に着いた

東京は好きで年に何度か来ているが
以前来たときと同様に東京駅の改修工事はまだ終わっていなかった
東京ステーションホテルのオープン予定は10月らしいので
9月くらいまでは東京駅の悠々たる姿は見れないのかも知れない

とりあえずお腹も空いたし
朝早くここに着いたら築地に行くと相場は決まっているので徒歩にて向かう

ぶらぶらと散策すると江戸歌舞伎の発祥の地記念碑を見つけた
ぜひ行くべきだと言えるほどのものでもないが

※江戸歌舞伎発祥の地の記念碑

出雲観光で歌舞伎の祖、阿国の墓を訪ねた事でより興味深く映った
狭い日本といえ遙か離れたこの地で花開いたのだから凄いものだ

最近はさすがに多くの場所を訪れたからなのか
こういった歴史と歴史が距離を越えて繋がることがあって
それが何とも面白い

そこから歩いて築地を目指す通り沿いには歌舞伎座があるが…。

※歌舞伎座、鉄骨がむき出しで無残な姿、完成後また見に来たい

こちらは近代改築中、戦災で焼け野原だったことを考えると
以前の姿も復旧した新品で歴史的価値は無かったのかも知れないが
それでも改築前はいかにも歌舞伎座という風構えだった

改築後は目刺しのようにそれにビルが貫通するような完成図
個人的には改悪でないかと思う
今は瓦屋根が一部残って後は骨をさらした無惨な格好

パリの恥とまで言われたエッフェル塔が、今や名実共にパリの象徴にまでなったこともあるので
そのように期待を裏切ってくれれば嬉しいが…。


その後は築地本願寺
築地に来る度に来ているが、旅日記に綴りたくて立ち寄った
がっちりとした石造り、寺としてはかなりユニークだ

※築地本願寺

その後は築地場外場内をぶらり旅した
ここは活気に満ちあふれている
日本にいながらして、東南アジアの雰囲気すら感じる

※築地場外、この界隈で食事を取った

※築地場内、見学だけでも迷惑が掛かってしまうので覗くだけ

場内には築地で水揚げされた新鮮な魚介類を振る舞う店がたくさんあるが
その中でもやはり人気なのが寿司
寿司大 大和寿司 と人気店には行列がずらり

並ぶ人に聞いてみると3時間の列だそうだ
幸い2店とも入ったことがあるので、入りたかったが今回は断念した

場外の食べ物屋が並ぶ界隈へ戻る途中に
とても小さな水神社を見つけて参拝
小さいものの手水屋が人感センサー対応で驚いた
文明の利器の無駄遣いだと個人的には思うが此れいかにw

その近くに波除稲荷神社を見つけた
波除稲荷は稲荷なのに狐が見あたらず
かわりに非常に大きな獅子舞の顔だけのような狛犬が、神社入り口を護っていた
思いがけぬ面白い場所で良かった

※波除稲荷神社の獅子の一つ、祭りの際にも大活躍するようだ

その脇の商店街を通り抜けて
一軒の海鮮丼屋の前で足を止めると
店の女将さんが元気よく声をかけてきた
すでに店の雰囲気で8割がた決めていたのだが
女将さんの話術に惚れてその店に決めた
普段は入荷しないバフンウニが一押しとのことだ

※ちょっと想像よりウニの量が少なかったが、美味さは格別だった

2500円と値段は張るがそれに決めた
まず、ウニの横に添えられた、大きめの手長エビが最高に美味い、久々に唸る
ウニは粒が鮮明で鮮度が良いのが素人目にもわかる
ほおばると、とろける舌触りと濃厚な甘みに磯の香り
酢飯との相性も抜群で最高だった

味は言うまでも無いが、どんぶりを待つ間も
食べる間も
女将さんの仕事ぶりと話術を堪能した
たたき上げとはこの事なんだろうな

食後は通っていない筋をあえて通りながら東京駅に戻った
雑居ビルの片隅に小さな稲荷があったり
古めかしい立派な一軒家があったりと
世界に誇れる近代都市にもそんな顔があるのかとちょっと面白かった

※新橋周辺の高架、レンガ造りの重厚な高架は帝都として栄えた名残を感じさせる

東京駅に着く頃にはビルの隙間から青い空が覗いていた。
まだ友人の結婚パーティには暇もあるので
歩いて皇居へ向かうこととした

後北条氏が滅亡した後に
徳川家が拠点にして、長い間日本の政治を担っていたものの
大政奉還と共に天皇の住居となるなど
かなり歴史的な価値のある場所だ

※桜田門、門外の変は流石の俺(馬鹿者)でも知っている

広々としており良く手入れされた園内は見晴らしも良くて
駅周辺の高層ビル群が不思議に映る

※二重橋、中国人観光客がこれを前にして記念写真を撮る姿が印象的だった

今や東京観光の定番スポットになっている皇居
中国人の観光ツアーの面々がかなり大勢いて
次点に日本人観光客といった具合
欧米人の観光客はぱらぱらとしかいない

桜田門二重橋
何度も来ているので格別な感想は無いが
良く晴れた空の下で皇居を歩くのは気持ちが良かった

その後は前日からのバス移動でへたりかけた携帯の充電をするべく
スターバックスで休憩と給電をして
友達の結婚パーティへと向かった

※東京駅周辺には見ごたえのある建物も見ることが出来る

船の仲間達に久しぶりに会えて楽しかったし
趣向を凝らしたパーティーは彼らの思い出になるだろうと思った
末永くお幸せに!

主目的は友人の結婚パーティーだが
つかの間でも旅をする精神は今後も忘れずに持とうw

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posted by アキ at 2012/03/03 21:05
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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