※険しい神倉神社の参道、浮島の森のおばちゃんのオススメがなければ来られなかった名所
と浮島の森から外に出ると…。
駐車場を掃除していたおばあさんが
わざわざ走ってこちらに来るではないか
会釈をして車へ戻ろうとしたが
手招きしている
射程距離長すぎるわw
少しまた話に捕まったがw
神倉神社への参道が美しい事と
熊野本宮大社への道は復旧したとの情報も得られて
かなり親身になってくれた
おばあちゃんの親切に感謝!
とりあえず那智大社を目指し
車を少し走らせたところで
神倉神社の看板を見つけて立ち寄ることにした
あまり綺麗に整備されていない
荒削りの石段はかなりの急勾配
参拝者もそれほど多くは無いが
険しい参道を歩く人は年配の方が多い
杖をつき、一段一段ゆっくりと下る人もいた
それが入り口付近だったので
あまり足が自由では無い人が参拝するくらいなのだから
そう大した事は無いのだろうと
高を括っていた
階段は足場は良いとはいえず
高低差も全く一定ではない
雨など降っていようものなら危険だろう
標高は120mだというが、もっともっと高く感じるほど
延々と石段は続いていた
※達成感もさることながら、この異質な空間に感嘆のため息が漏れた
岩山の頂上には、一際大きな岩があり
御神体としてしめ縄が巻かれていた
天磐盾(あめのいわたて)とも呼ばれるらしい
ここを神聖な場所と考えたのも頷ける神秘さが漂っていた
険しい参道を乗り越えた達成感や
神秘的な巨石と桜が出迎えてくれ
青く澄んだ空と、眼下には街や海までもが見渡せる景色
総合すると、今まで訪れた神社でも最も良いと言える場所となった
あの石段をまた降りる頃には
運動不足の足はガクガクだった
そこから海岸線沿いに暫く進んで
那智大社へ到着した
浮島の森のおばあちゃんの情報により
那智大社への参道はそれほど良くないらしく
一番上の駐車場へ停めたほうが良いと言われていたのと
神倉神社で疲れたので迷わず上まで上がった
ちなみに下の駐車場は500円、上は800円だ
※見所が密集したエリア、御神木も立派で、いくらか収めれば御神木内をトンネルのようにくぐれるようだ
ここには那智大社他
那智山青岸渡寺
三重の塔を背景に那智の滝を上から見られる絶景がある
清く棲んだ空気を吸いながら散策するのが楽しい場所だ
神社の境内にはかなり大きな樫の木の御神木や八咫烏の象もある
※遠くに見える滝は美しいのは当然だが、その他も遠景も素晴らしい場所
次に那智の滝を近くで見ることにした
5台ほど停められる無料の駐車場があり
なんとか停めることができた
滝の前は神社になっていた
飛瀧神社
そこそこ長い石段を降りていくと
那智の滝が目の前に現れた
さすが日本三大瀑布の一つに数えられる迫力
かなりの高さから降り注ぐ水は圧巻だ
※滝の音しか聞こえない参道ですら、神秘的な気に満ちている
更に滝を近くで見るには
社務所で200円の参拝料を払う必要があります。
おそらくほとんどの人がここで引き返すことはしないでしょう
そう考えるとややずっこい気もしますが
ダイナミックな滝を近くで見ることができるので
オススメです。
美しい自然に囲まれて
さらに力強い滝と、そこから流れ来る神秘的な気
非常に清清しい空気に満ちた名所でした。
次に向かうのは熊野本宮大社
ここに行くことができれば
熊野三山を制する事になります。