旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2012年6月13日の記事一覧


※晴れの万座毛、今回の写真ではない…。

今回は船仲間のムーニーゼブラと沖縄を旅することとなった
さらにゼブラとは船を下りて以来で
再会の場所が沖縄となった

天気予報では滞在中はずっと雨模様の予定であるが
晴れ男達の集結にどうなることか


空港を降りると早速ゼブラと連絡を取る
彼は一時間ばかり早く着いて待っていてくれた
ムーニーは夜からの合流となるので
しばらくは二人旅だ

オーバーランドを旅した時と同じ格好で迎えてくれた
久しぶりのはずなのに久し振りに感じない
なんとも不思議な感じだ


レンタカーを借りて早速観光へ繰り出す
まずは沖縄旅行定番の万座毛

時間が惜しいので高速道路を利用する
南北に細長い為か主要道路は混みやすく、海岸沿いの道路はまっすぐではないし
中部には嘉手納基地が沖縄を分断する勢いで存在するのも
交通の利便を損なう要因だろう

と御託を並べるも
実は沖縄で高速道路を利用するのは始めてだった

スイスイと快適に進む
時折、スピードが遅すぎて速度違反ではないかという車を見かけるほどに
沖縄の運転はのんびりだ


高速を使ってあっという間に万座毛に到着
外はぱらぱらと小雨が降っていた

※個性的な造型はさすがだが、TOP絵と海の青を比べてみてもらいたい

まだ潮も高くなくて
迫力に欠ける景色であったが
大自然がつくった個性的な景観を楽しんだ
本土とはまた異なる植生も印象的だった


次は下道を南下して残波岬
ここは白く美しい灯台から迫力のある景観を見ることが出来る

※灯台から一望する残波岬

見た目以上の段数を上らないといけないし
200円必要だが是非登って欲しい

非常に壮大で力強い美しさを持った大好きな場所
龍宮神が治めている場所なのだそうだ

※残波岬の崖、何人もの釣り人たちが

近くの公園の沖縄一の大きさのシーサーも見所の一つだ

以外にゼブラも喜んでくれて
これが実際に生きていたらどう戦うか?
などというくだらない話に花が咲いたのも楽しかった


お腹も空いてきたので昼食を取ることに
むらさき村の紗那亭が美味いし近いので向かったがどうしてもたどり着けない
仕方なく紅芋タルト御殿横の店で食べる

まずまずおいしいソーキソバだった


次に沖縄南部へ向かう
その途中にグスクがあるようなので立ち寄る

座喜味城跡(ざきみぐすくあと)、沖縄戦でアメリカ軍が最初に上陸した場所だそうだ

中はがらんとしていた
綺麗に刈そろえられた草と
積み上げられた石のコントラストが美しい

※さまようゼブラ氏

ここでもこの城をどう攻略するかなどという話に花が咲く
しまいにはモンスターならアンデッド系が出るはずだなど
グスクにいる間は空想にふけっていた

※がらんとしているが、その歴史的な価値は非常に高い

南部までの道のり
高速を使えば早いが
嘉手納周辺を見せたくてしばらく下道で

基地周辺にはアメリカ軍の兵隊や車両
家族と思われる外国人たちを多く目にする

ハリウッド映画で見るような大きな原色のバスには異国の子供達が大勢乗っていた


残念というと語弊があるが
天候が優れないためか
戦闘機が爆音を上げて飛び立つ場面には出くわさなかった

大規模なアメリカ軍基地が極東の玄関口である沖縄に置かれている事は
極東アジアの安全保障や、資源輸入ルートの安全
中国牽制などを考えれば
日本にも多くのメリットがある事は疑いようがない事だ

しかし日本の本土が大戦終盤から現代に至るまで
ずっと沖縄にばかり大きな負担を強いてきた事もまた事実

その現実のただの一部であろう嘉手納を見るだけで
いつも考えさせられてしまう
少しだけそれを友達に見せることができて良かった



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posted by アキ at 2012/06/13 23:32
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※おきなわワールド

基地周辺からは高速を使っていっきに南部まで
下道を通って到着したのは、おきなわワールド
今回で3度目の訪問となるが


ゼブラの行きたい場所でもあったし
ここには玉泉洞という鍾乳洞があって
雨でも観光ができるので来る事にした


入場料にはいくつかあって
玉泉洞とハブ園を両方入れる入場券などもあるが
ハブ園だけ遠慮して
ゼブラと俺は別々の種類のチケットを購入した

入園してすぐのところに
玉泉洞の入り口が待ち構えている

※玉泉洞、場所によってライトアップされている

じめじめとした鍾乳洞内部
かなり広く
時に大きく成長した鍾乳石をかいくぐりながら進む

変わった形をした鍾乳石に様々な名前がついていて
その由来を形から想像するのも面白い

外は雨だった事もあろうが
洞窟内に途中から豊富な水量の川が流れていて
魚の姿も見ることが出来た

※洞窟内で熟成されるハブ酒、熟成に適した環境なのだろうか?

3度目だったが十分に堪能できた
鍾乳洞を出て
沖縄の植生が解る小さな植物園を通り
古い家屋が保存された区画を通る
最後は沖縄ならではの蛇を展示するハブ園があり
おきなわワールドというだけあって
沖縄がなかなか凝縮されているようだ

※本島ではあまり見かけなくなった伝統的な沖縄家屋

おきなわワールドを出た後は
そのすぐ隣のガンガラーの谷に行ってみた

残念ながら既にツアーは受け付けていなかったが
30分程度なら
洞窟内のケイブカフェを利用できるようだ

店内の雰囲気はとてもよい
洞窟であるから天井に照明は設置できない
その代わりにスタンド式の照明が使われている

その柔らかな光が洞窟の天井を照らし
ごつごつした岩肌や尖った鍾乳石が作り出す影が
立体感を演出してとても幻想的だ

カフェのみならず
夜はレストランにしても流行ると思われたのだが
それが行われないのは視覚的な雰囲気だけだからなのかもしれない

というのも、鼻の奥を刺激するような
ツンとした強烈な家畜糞の匂いが充満していて
そこに長居したいとはどうしても思えないからだ


終了時間だからというのもあるが
その充満した匂いに追いやられるように立ち去ることとなった

その後
お互いのホテルにチェックインしてから
国際通に行くことにした

平日という事もあって観光客はまばらのようだ
適当に店を物色しながら
沖縄料理が堪能できる店を探した

観光が発達しているだけあって
酒を飲みながら沖縄音楽を楽しめる居酒屋がたくさんある

その中でもライブチャージが無料の居酒屋に入った
料理もかなり美味しい場所で
音楽も久しぶりの会話も楽しい

※沖縄人の陽気な人柄が垣間見える一幕であった

地元民と思われる客の一人が
音楽に合わせて踊り狂っていて
会場を沸かせていた
少々ワンパターンなパフォーマンスであったが
話題を振りまいたことには変わりないだろう

しかし
ゼブラの評価は割り引きして欲しいくらいだそうだw

※ライブ後にお兄さんと「はい、シーサー」




ともあれ
値段も思っていたよりは安くて
気分良く沖縄旅行の一日目を締めくくることが出来た…。
と思ったのだが…。


10時を回った頃
明日に備えホテルで休むというゼブラ

それに便乗し休む事にした俺
既に一張羅のシャツを手洗いして
干そうと思った矢先に
けたたましく電話が鳴った

もう一人のメンバー、ムーニー
彼が沖縄に到着したのだ
電話を取ると
彼のテンションがかつてないほどに下がっていた

それもそのはずである
仕事を切り上げて沖縄に駆けつけ
久しぶりの再会を楽しもうと思ったら

一人から「また明日」とメールが来て
一人は洗濯してて、同様に「また明日」モードなのだから


彼の下がりきったテンションを上げるためにも
乾くはずも無い
びたびたのシャツを着なおして
一緒に居酒屋へ出かけた

最初こそ嫌味を言われたものの
結局は楽しい酒になって
笑顔で別れる事ができた

晴れて3人旅になる
明日が楽しみである



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posted by アキ at 2012/06/13 22:55
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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