旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2012年6月26日の記事一覧



※ボロブドゥール遺跡、パノラマ撮影でなければ全体を撮ることが出来ないほど大きい

バスターミナルからは順調にボロブドゥール遺跡まで来ることが出来たが
20円ほどぼったくられたようだ

バス内で一般人に聞くも
集金人の目配せに口を噤んだように見えた

とにかくターミナルから遺跡近くのホテルマノハラへ向かう

ここを予約したのには訳がある

マノハラはボロブドゥール遺跡と併設した抜群のロケーションに加え
遺跡が閉門してからも少しだけ長く滞在できる特典がある


また2日間に渡る入園券もセットであるのもうれしい

ターミナルからは1km強といった道のりなので歩いていくこととした

バスを降りるやいなや
自転車タクシーや馬車引きの男たちが次々に声をかけてきた

一応相場を計ろうと耳を澄ませていたが
物価から考えればぼったくりも良いところだ

軽くいなしながらトボトボと歩いていると
ある自転車タクシーの男がしつこく付いてきて

「ホテルはすごく遠いよ、歩いてはいけないよ」

などと言っている
googlemapsを確認しながら進んでいるこちらは涼しい顔をしていられるが
見知らぬ土地で観光客なら引っかかってしまうのだろう

ホテルの前に分岐点があった
男は間違えた方向を指して
ホテルはこっちだと嘯いた

もしそちらに行ってしまえば悲劇
いつになっても着かず迷いと疲れで
結局男に頼るという事になるだろう

男はそれを狙って
1km以上の道のりを必死に付いてきているのだろう

正しい道に差し掛かると
男はついに諦めて立ち去った


ホテルはなかなか立派で
従業員の身なりもしつけも行き届いていた
部屋も昨日とは打って変わって
なかなか豪華だ

チェックインを済ませると早速遺跡にむかった
ホテルの庭から歩いて向かうと
遠くの茂みの向こうに遺跡が見えた

※茂みの奥に遺跡が見える、最初に見つけた探検隊はどう思ったのだろう

でかく重厚で圧倒的だった

腰に布を巻きつけて中に入る

※既に多くの観光客や仏教徒が訪れていた

ボロブドゥールは5層の方形壇で形成されている
各層の壁には細やかな彫刻が施されていて
数え切れない数の登場人物がいる

※非常に細かい彫刻がびっしりと壁一面、各階共見ごたえ満載

回廊は仏教の三界の思想に基づいているらしく
確かに階層ごとにまったく異なった趣の彫刻が施されていた

遠くからの存在感だけでなく
近くからも更なる見ごたえを持つ、世界屈指の観光地である事は間違いない

※一人ひとりの顔まで丁寧に作りこまれている、圧巻

かなりじっくりと彫刻を眺めることが出来て最高だった
黄色い袈裟を着た仏教徒が
一般観光客が入ることができない領域に入っていた

※最上層には沢山の仏塔がいくつもある

最近になって発掘された遺跡ではあるが
こうやって実際の宗教活動が復活し
今や特別な場所となっているのだから凄いことだ

※ボロブドゥールから眺める夕焼けは霞がかかり幻想的だった

とにかくここは間違いなく最高峰の仏教遺跡であった
また明日もサンライズを見る為に
通常よりも早い時間に入園する
楽しみを明日に残しホテルに帰った



夕食の時間
やはり料理もかなり美味しく
レストランの中央には、伝統的な楽器の生演奏で
非常にゆったりした空間でくつろぐ事が出来た

※心地よい楽器の音は心を落ち着かせたが、お腹を落ち着かせるには無理があった…

しかし異変は静かに忍び寄っていた
食欲が少しばかり減衰し気だるくなってきた

おそらく
プランバナン遺跡で口にした瓜が悪かったのだろう
一瞬でそれが頭に過ぎったが時既に遅し…。


今までで一番ゆったりとしたベッドでまだよかった
床に伏せると病状は一気に加速して
寒気や吐き気、微熱を伴った激しい下痢
マチュピチュといい、遺跡と下痢はセットなのか??


明日のボロブドゥール遺跡のサンライズはどうなる事か!?



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posted by アキ at 2012/06/26 20:58
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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