旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2012年7月5日の記事一覧



※ムンドゥ寺院の菩提樹、木の向こうの道はジョグジャとボロブドゥールを結んでいてバスが停車する

ムンドゥ寺院を後にして
ホテルのあるジョグジャ市内へとバスで移動する
1時間程度で到着した市内のバス停は
ギワガン・バスターミナルではなくジョンボル・バスターミナルのようだ

バス内で爽やかで親切な青年に道を教えてもらって
さらにバスを乗り換えて王宮周辺まで辿り着く事ができた


地図を確認すると、ホテルまでは
徒歩ではやや遠いようだ


とりあえず方角を確認してトボトボと歩いていると
自転車タクシーの男が声をかけてくる

ボロブドゥール周辺と比べるとずいぶんと安い
粘り強く値下げ交渉をしてみると
男はしぶしぶ受け入れた

3000ルピア(約30円)
自動車と違い時間もかかるし、屋内ではないので
クーラーもなく暑さが堪える
それに3km程度だと考えれば
距離や物価からすると決して安いとは言えない


それでもこの炎天下の中
荷物を抱えた男を乗せて自転車を漕ぐのは大変だ
さらに運転手は老齢であり
歩くスピードとあまり変わらないくらいで精一杯の様子


今までの経験上
到着すると自らの苦労をアピールして
値上げ交渉に入るに違いないと確信していた

5000ルピアを渡してみた
しかし、予想に反し
男は2000ルピアの釣りを差し出したのだ


それでも最期の最期まで耳を澄ませながら
サイフにお釣りを仕舞う
そのタイミングでチップを要求するだろうと
たかを括っていた


だがそれでも男は何もいわずに
もと来た道を引き返そうとしていた

これが男の作戦なのかはわからないが
最初に決めた事を守ってくれたことに
清清しいものを感じ
おつりとして受け取った2000ルピアをそのままチップとして
返却した

要求されたチップはいつも払わない
こちらから払いたいと思わせた男は
天晴れだ


ホテルにチェックイン
プラウィサタ劇場ラーマヤナ舞踏を鑑賞と
レストランで食事がセットになったツアーを発見したので申し込む
150000ルピア
食事が付いてくるなら安いものだ

公演は夜からなので
体調不良で歩き疲れた事もあり
まだ日は高いのだがホテルで暫く休む事にした



時間になってホテルの前で待っているが
なかなか来ない
結構待たされてやっと来る
海外ではどこでも日本人の時間的感覚と合わない

※プラウィサタ劇場、照明が綺麗で雰囲気が良かった

プラウィサタ劇場に到着するとまずは食事のようだ
ビュッフェ形式で、料理の種類はいろいろとあり
その場で調理係が焼き鳥のようなものを焼いていたりして
雰囲気はなかなか良いものだった

いくつかの料理やフルーツを取って
さっそくいただく

※ブュッフェ形式、いろいろな食事が並んでいてどれを取ろうか迷ってしまう







不味い…。



臭い…。





たまたま最初にとった料理が良くなかったのかと思ったが
何度取りにいっても
違う種類の不味い料理を味わうだけの結果に終わった

※おいしそうに見えるのだけど…。

口直しにと取ったフルーツまでもが不味くて
もうどうにもならない…。
結局今回の旅の
ダントツでワーストの食事となった…。


食欲もすぐさま減退して
ショーの開園を待った


開園時間になると
通用口から劇場に通された

客入りは7割程度
配られたパンフレットには
ラーマヤナのあらすじが各国言語で書かれてた

ついに開演
化粧に身を包んだ踊り子たちが
踊りながら、時に掛け声を上げて話は進む
部隊の袖でインドネシアの伝統楽器を奏でる奏者達が
独特の音色を奏でていた

※野外舞台となっている、蚊などの害虫対策が必要だ

あのあらすじを読んでいたおかげで
どのシーンを表現しているのか理解することができる

好意・敵意といった感情や
狩り、戦闘といったアクション
動物に至るまでを踊りで表現してゆく

その為もあるだろうが
話の進むスピードは遅いようだ

というよりも、ずいぶんと時間が経っているにも関わらず

全体のあらすじの10分の1程度しか進んでいない
まさかこの文の長さがそのままストーリーの長さではないだろうが
もしそうならあと3時間程度はあるだろうというくらい
それくらいまだ未踏のあらすじは残されていた

見ごたえのある舞踏ではあると思うが
疲れを感じざるを得なかった

※火を用いたシーン

そうこうしていると
とたんにストーリーはみるみる進んで
全体の文量の8割怒涛の如く流れた


ド派手な演出こそないものの
それでも火を使ったりの見せ場はあったし
登場人物のサルに関しては
素晴らしい動きで観客を魅了していたので

演舞終了の舞台挨拶では
本編の主人公を差し置いての拍手喝采だったと思う
天晴れ!

※演者挨拶、右手の猿役が一番の拍手をさらっていた

とにかくこの旅で初めての
鑑賞であるし
不味い食事が印象的で
楽しい思い出になったのだった


明日は王宮周辺を観光し
バスでバリ島まで行くという
あえて入れた耐久的要素を含んだ日

非常に楽しみである



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posted by アキ at 2012/07/05 20:25
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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