旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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上海影視楽園 → 外灘の夜景

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※上海影視楽園、少々上海の郊外に位置している

今日は会社の仲間と2人で上海影視楽園に行くことに

地下鉄と電車を乗り継いで目的地に一番近い駅まで向かう。

中国には日本では考えられないような様々な方法で物乞いしたり寄付を募ったりするのだが
この時の道中の電車内で遭遇したのは
小人症の2人組が音楽をかけて、歌を歌いながら寄付を募るというもの

ちょうど彼らのコンサートが終わる頃に終点に着き下車

男の一人が同僚の女性をガン見
彼女の隣につけると何やら中国語で必死に話しかけている。

ほんとうにずーっとガン見しながら
彼女が中国語が全くわからないのを悟ったのか後ろの中年男性と少し話すと
中年男性はにやけながら肘で男をつついて何か言っている

それを聞くと男はやや情熱を帯びた眼差しで彼女を見つめ直すと
再び話しかけるのだった

意訳ではこうだ
「彼女、可愛いなあ 僕の言葉わからないんだろうか」
中年男性「照れてるだけかもしれないぞ、ほらもっと行けよ」


そんな出来事もありながら駅を出る
あたりには高いビルは見られない
すっかり郊外である

1kmくらい歩いた先に駅があるようなのでGPSを片手に歩く

到着してから気付く
その駅は貨物鉄道の駅だった…。

仕方がないのでタクシーを捕まえて向かうことにした
片道約30元弱ほど


上海影視楽園にはなんと入場料があるようで
しかも160元と極めて高額だ

この情報化社会
かなりの情報を事前に入手する事ができる
地図データをダウンロードしておくなどしておきながら
いつもながらの行き当たりばったりスタイルだ


園内はノスタルジー漂う空間で
時代や場所、趣の異なる建物がひしめき合っている

それゆえに映画やドラマのロケ地として使われる事もあるようで
日本ではドラマ華麗なる一族で使われた事でも有名だ

※洪水シーンを撮影するためのエリアなのだろうか?

あまり人も居ないし
見応えのある建物もあるが、いささか高い入園料と、時代風景に全く合わない作業者やトラック
見たくない張りぼてや舞台裏まで

まったく徹底されていない不完全感がなんともひねくれ者の心をくすぐった。

※貧しい時代のセット?

それでも中国の歴史ドラマか映画の撮影が今まさに行われていて
スタッフの怒号に観客の無謀と
貴重な経験もできた

※エキストラと話し込む観客などいて一時カオス状態にw

さらに敷地内には映画博物館のようなものもあり
この場所に全く縁もゆかりも無さそうな有名映画まで紹介してあったりと
突っ込みどころまで提供してくれる
痒いところまで手が届く気の利いたテーマパークと言えるだろう


テーマパークの出入り口付近には広めのまっすぐの繁華街道路があって
その両脇に店がぎっしりと軒を連ねていた
庶民の生活に密着した店も多いが
観光客を対象にしたマッサージ店も多い


※店がぎっしりと軒を連ねたエリア

しかし看板をよく見るとセクシーな女性が男性をマッサージしている様子が多く
店内にも黒いパンストを履いた女の子が多く待ち受けている

看板の中には女子高生風の制服を着た女性按摩師が、客にロメロスペシャルみたいなアクロバティックな技をキメている写真など不自然極まりない

ああ恐らくいかがわしい店なのだろうが
どうにも閑散としているように思う
※あの壁沿いの扉は何のためなのだろうか?

それ以外にも庶民の住宅地区なども見ることができた

その後は同じルートでホテルまで帰る事にした
同僚の上司がそろそろホテルに到着するらしので
皆で夕食にでもどうだろうと思ったからだ

ホテルに着くとなんとその上司が今まさにチェックインをしているところだった

彼は非常に人想いの優しい性格だが
ガイドのいない海外はなんと今回が初めて
その上心配性すぎる性格
海外出張前も何度となく不安を漏らしていた

そーっと彼の後ろから忍び寄り
植木の影に身を潜めて
彼女は上司の名前を声色を変えて呼ぶ

「ケイイチロウ、ケイイチロウ」

振り返りこちらに向かってくる上司

植木を回り込み再び彼の背後から

「ケイイチロウ、ケイイチロウ」


振り返った上司の顔は不安に満ち満ちているw
そこで二人揃って姿を現すと

彼の顔色はみるみる変化して
安堵を浮かべるのであった

※小龍包はハズレなし

その後3人で食事を兼ねて
上海でもっとも夜景の綺麗なエリアへ

最初は電車内でのマナーなど
日本との違いに面食らっていた彼も
3人でいる心強さなのかだんだんと機嫌も良くなってきて
楽しげな笑顔も見られるようになった

※電飾の派手さは見ごたえあり

食後訪れた外灘の景色
川を挟み向こう岸は上海タワーを中心にモダンなビルが建ち並び
こちら側のライトアップされた建物は西洋風の歴史を感じさせる街並みだ

※モダンなエリアのライトアップよりもお気に入り

部長から聞いた取って置きのバーに行くと
そのすばらしい夜景を手中に収めたかのように感じられる最高な場所だった

それでも昨夜見た雨上がりの夜景と比べると
スモッグで夜景は霞んでしまっており
その迫力は段違いと言わざるを得ないだろう


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posted by アキ at 2013/04/20 19:17

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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