旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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[PB71] モナコ入港

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※今までの寄港地と比べると異質すぎる

モナコ公国
世界最小級の国土であり、セレブのみが暮らすことを許可された国
ハリウッド女優として絶大な人気を誇ったグレースケリーが、公国に嫁いで公妃となるという
サクセスストーリー上のサクセスストーリー
そんなイメージの国

その特異な国に一度は行ってみたいと思いを馳せていた。



今回ピースボート71回の旅で、ピースボート史上も初寄港、自身も初入国となった。
世界でも2番目に小さな国とあって、自由気ままにA-Bikeで走破するべく一人で旅することになりました。

港に着くと早くも異様な光景と出会う
港を中心とした町並みであり、狭い国土に追い討ちをかけるように山に囲まれている。


その山に斜面に、段々と道やビルがあり、港側から見渡す町並みは、まるでオーケストラの舞台のようである。


船から降りると、一生手が届きそうにない豪華なクルーザーが何台も停泊していて、セレブの町を象徴しているようだった。

※国土の狭さゆえか、斜面に街は開けている

しばらく港沿いをA-Bikeで軽快に走ったが、すぐに坂に差し掛かった。

急な坂では漕ぐのが困難であるため、降りて担ぐことも。


町並みはヨーロッパ風のビルで美しく、綺麗に清掃されていて良いが、坂道や階段がとても多い、それがならではの異彩を放ってはいる。


自転車を担ぎ上へ上へと目指した。


すると…。
道中に優雅に歩く、やたらと毛づやの良い猫に遭遇した。

※この国では猫すらセレブか

目が合うと少し立ち止まり怪訝そうな顔をして足を止め

ワタシを避けていきなさい

と言わんばかりに立ちはだかり毛繕いを始めた


ああどうせあなたよりは貧乏ですよと、脇を通して頂きました。



しばらく進むと小学校があり子供たちの声が聞こえ始めた。

すると下校途中か、四人組の子供たちに遭った。


A-Bikeに興味があるらしく、なにやらクスクスと笑っている。


彼らのうちの一人が英語で話しかけてきた。

どこで買ったのか、いくらなのか聞いてきて、答える度にクスクスと笑っている。


どの子もみな純粋そうな目をしていたが、どこか落ち着きすぎている感じで
スリランカとは大きく違う反応に驚いた。

彼らは、どうやら一人を除き英語は話せないようだ。


一人乗せてあげたりとコミュニケーションを楽しんだ後、道を聞いて彼らと別れた。

※オレンジ色で統一された屋根が美しい

さらに上へ上へと目指した。


徐々に家もまばらに、道も細く急斜面となって来た
ちょっと熊でもでそうな雰囲気で怖かった

途中やたらと長い道を進んでいったら
でかいお屋敷に着いてしまい

来た道がすでに敷地内だったと知る
世界の違いを感じるけど

門を閉めておいて欲しいなw

※モナコの中心街を一望できた、オセアニック号も見える

GPSで確認したところ、モナコの北側を越えてフランスに入ったらしい
なんか満足

そろそろ下り、今度は西側の国境を目指す事に

坂道をA-Bikeで下る
時折スピードが出すぎてブレーキを思い切りかけても減速しなくなる

飛び降り、飛び乗りの繰り返しで坂を下りました。


西側の国境到着、この道を進むとニースに行けるようですが
今回はモナコを走破すると決めていたので
無駄に国境を越えたのをGPSで確認すると
すぐに引き返しました。

そこには美しい地中海の藍が広がっていました。

※海はとても美しかった

海岸沿いでピースボートのジャガと会った
歩いてここまで来るとはなかなかだな


暫く波の音を聞きながらのんびりしました。

モナコの宮殿を見るために高台を目指しますが
道中にサーカスのテントのような怪しげな建物を発見

ただでチケットを配っていたので貰い入ろうと

「自転車はダメだ」


そりゃそうだよね
A-Bikeを素早く畳み、用意周到に持っていたキャリングケースに仕舞うと

肩をすくめながら、まいったよ!といった表情で
どうぞ!

となりました、この光景はバルセロナの地下鉄でも経験しましたw


中は物産展のようで
チーズハムソーセージワインオリーブオイル
などの店がひしめき合い味を競い合っていました

試食もさせてもらえるので
たっぷりと堪能させてもらいました。

※いろんな種類のチーズを食べることが出来た、最高!

※いろんな種類のソーセージを食べることが出来た、最高!

※いろんな種類のハムを食べることが出来た、最高!

うん
間違いなくいままでの

人生で一番美味いチーズ
人生で一番美味いハム
人生で一番美味いベーコン
人生で一番美味いオリーブオイル

でした、ワインくらいです味がわからなかったのは

おそらく会場で一番貧乏でしょうが
ただの試食屋になるのも嫌なので

一番安かった
親指をちょっと太くしたほどのベーコンを
8.5ユーロで買いました 高い


気をあらため宮殿を目指す
高台なのでまた登りが続いた

※道路から下を除くと崖、という光景は決してめずらしくない

エレベーターもあるのかもしれないが、ストロークの長い
階段を随分あがった

高台には砲台のレプリカが設置されていたり
衛兵がいたりとしたが、ちょっととりあえず感も否めなかった

石畳の路地は細く雰囲気があった
途中の雑貨屋のディスプレイには
若かりし頃のグレースケリーの写真が飾ってあった


次はグランカジノに向かう
世界最高級のカジノなのだろうから内部を見学したかったが
ドレスコードがあるのと、パスポートを所持していなかったので諦めた

※カジノをしたり見学したい人は、ドレスコードとパスポートをお忘れなく

グランコート近くのレストランで食事をとる
30ユーロで味は良かったのだが、量が少ない…。
ピースボート71回での旅の中では最も高く、上品な味となった

レストラン近くのデパートを散策
高級感が漂う


周辺の教会などを回りながら
今度は東側の国境を越えようと東へ向かう

東に行けば行くほど
何も無くなるw


国境に到着
GPSで確認すると、モナコ側のホテルの壁沿いが国境だった

帰船リミットも迫ってきたので
港に進みつつ散策

小さな美術館や日本庭園を見学

光に吸い寄せられるように進むと
ライトアップされたグランカジノに行き着いた

その近くで
モナコグランプリで有名なヘアピンカーブを見学し


港付近へ帰還
ちょっと時間もあったので
レストラン街をぶらぶらして船に戻った

あたりはすっかり夜景に
モナコの夜景は美しかった






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posted by アキ at 2010/11/29 17:23

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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