※拝殿、巨大なしめ縄は長さ8m、重さ1500kgとの事
今回は車で出雲へ
日本神話で、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したとされる地
その尾から、三種の神器の一つ、天叢雲剣(草薙の剣)が見つかった地
出雲大社、いずもそばが有名で、桃鉄で買い占めやすいw
その程度の知識のみだった場所だが
突然行きたくなった。
出雲大社には深夜に到着
駐車場は24時間一部開放されていて無料で駐車できる為なのか
到着したのが2時台にも関わらずほぼ満車であったが
運良く駐車する事ができた、
駐車場は朝5時には全面開放されるようだ
雨が車に打ち付ける音がうるさい程度に降っていて
明日の観光を不安にさせた
このままでは天照大御神ではなく雨降らす大御神になるぞ
などと、総氏神様に失礼な事を思いつつも
いずれ雨の音など気にならず眠ってしまった
朝起きて早速お参り、雨も小雨に変わっていた
中庭を抜けて拝殿に続く参道に差し掛かると
大きなさざれ石があった
格の高い神社は参道両脇に大樹が構えている事が多いように思うが
出雲大社には立派で背の高い松林があった
本殿前の鳥居の両脇には
祭神である大国主大神が波に乗る玉を受け取る像と
因幡の白兎を諭す像が置かれている
巨大な締め縄が印象的な拝殿へ
ここは縁結びの神様として名高いようで
参拝者には若い女性が多めであると思った
ここ出雲大社ではお参りの作法が少しだけ異なって
2礼、4拍手、お願い、1礼
という手順が作法との事
拝殿横には木に結びつけられたおみくじが巨木を埋め尽くさん勢いで
本殿の周辺には出雲大社ならではの施設として十九社がある
旧暦の10月(神無月)に全国の神々が出雲大社に集まり
神事を行う際の、神様のお宿なのだそうだ
ちなみに出雲では神無月と言わず、神在月と呼ぶそうだ
つづいて拝殿横の
境内に通る小川を渡って西にある神楽殿に移動
こちらでは正に結婚式が執り行われていた
本殿よりも一段と大きなしめ縄に驚いた
※出雲大社神楽殿、しめ縄は長さ13m、重さ5000kgとの事
その隣には鏡池があって、更に脇道が続いていた
脇道は本殿の裏まで続いていて
そこには小さな御社が数個あった
神話の地を十分満喫し、いずもそばを食べることに
大社周辺にも何軒かあるのだが
折角遠くまで来たので、地元客でも賑わう店に
その場でGoogleMapsで調べて
口コミの良い店平和そばへ向かう
三色割子蕎麦を注文すると
食べ方に面白い作法が
重なった皿の一番上につゆをかけて食べ
1皿食べ終わったら次の皿につゆを移し変えてゆく
皿は上からおろし、とろろ、天かすと続く
旨みが少しずつ次の皿に移っていって
最期にはなかなか複雑な旨みとなって美味しかった
一緒に頼んだカツ丼も最高だった
今回はただ出雲大社目当てのみで来た土地だが
念のため付近の観光地を調べてみると
なかなか面白そうなところが数件見つかったので行くことに
稲佐の浜へ
毎年神在月の10日には
ここで全国の神様を迎える、神迎神事が行われるそうだ
※稲佐の浜、大岩の上には小さな御社が、夕日のスポットとしても人気で、日本の渚百選の一つだ
大岩の下のほうは変色していて
潮が満ちると海に囲まれるのだとわかった
岩は貝などにくりぬかれたような穴が多数あって
そこには賽銭や、お供え物が入れてあった
穴という穴にあることを見ると、今でもそれなりの人が
お参りに来るのだろう
天気も風土も全く異なるのだが
その後は墓参り
といっても歌舞伎の祖である阿国(おくに)の墓だ
※阿国の墓、歌舞伎の創始者だ、横には阿国の生家である中村家の墓もある
取り立てて見ごたえのある景観ではないのだが
彼女の存在が日本の素晴らしい伝統芸能を花開せた事を知れて
またその縁の地に立てて
歴史と繋がれる瞬間は旅の贅沢な醍醐味でもある
その後は旧JR大社駅へ
レトロで立派なその駅は、国の重要文化財で
なんと1990年までは現役の駅として活躍していた
ホーム、レール
今にも電車が到着しそうな雰囲気があったし
蒸気機関車も展示されていてなかなかの見ごたえだった
結局のところたいした雨にもあわずに大満足の旅となったが
宍道湖に沈む夕日を見られるほどの天気でもないので
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