旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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憧れの台湾1日目( Taiwan will touch your heart )

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※龍山寺、台北を観光するなら是非訪れたい場所

トランジットで台湾を利用することが多く
機内で聞く台湾のPRビデオによって
常に行きたいと思いを馳せていた台湾に
今回はトランジットながら、便をあえて別の日に取る事で観光をした

台北観光において、空港からのアクセスと各地へのアクセスの両方を加味して
行天宮近くにホテルを押さえた

空港から出発する高速バス会社はいろいろあるが
それぞれ窓口も完備されていてわかりやすい
窓口にて切符を買おうとすると、バスの受付のおばちゃんに

日本人?

と流暢な日本語で聞かれた
彼女の日本語のおかげでスムーズに購入出来ただけでなく
走り始めようとするバスを自ら駆け足でバスに近寄り、止めてくれるのだから親切だ

バスは40分ほどで目的地に到着した
現在地をGPSで確認、しっかりと機能してくれたが肝心のホテルが見つからない

それもそのはず、チェックしておいた場所が違っていた
GPSが正確なだけに、大本の情報が違っているとそんなはずはないと思考が停止してしまうから怖いものだ

ホテル名を頼りに通行人に聞いてみた
以前韓国で道に迷ったときに
年輩の人に英語で尋ねても冷たくあしらわれたが、
若い人に尋ねると丁寧に流暢な英語で対応してくれた経験があるので
比較的若くて綺麗な身なりの男に話しかけた

ところが当ても外れて彼は全く英語が話せない

YESNOすら言えないテンパリ具合だった

それでも何とかしてくれようといろいろ身振り手振り
紙に地図まで書いて渡してくれた
その地図のおかげで軌道修正できて、程なくホテルを見つけることが出来た

ここまでで既にかなりの親切をもらい
台湾の人は親切だなあという印象ができあがった

ホテルで荷物を降ろして
最初に向かったのは中正紀念堂
蒋介石の死後、追悼する目的で建造された建物だ

※中正記念堂、スケールが大きい

行天宮という新しい地下鉄の駅から
向かった、料金は60円くらいだろうか

広場日本ではほぼみられないような大胆な区画
豪華絢爛そのものだ
日本統治時代の名残として、大きな狛犬が本殿を守っている
中には蒋介石の大きな銅像
衛兵が微動だにせず、笑うこともなく
人形かと思うほど静かに起立していた

イギリスの宮殿前の衛兵よりも凄いと思った
ほんとうにまるで人形、人だと気付いてたじろぐ人もいたくらいだ

次にそこから歩いて総統府へと向かった
亜熱帯性の木々が街路樹として植樹された立派な道沿いに見えてきた
このあたりの区画はとても政府関連施設や金融関連の施設が大胆に区画されている

パスポートを携帯していなかったので残念ながら入館することは出来なかったが
かなりずっしりとした風構えの立派な建物だった

※平和公園、東屋には歴史を感じる、横の神社の鳥居などは見ごたえもあると思う

その近くの平和公園に休憩をかねて足を運んだ
公園内には歴史を感じさせる塔がいくつかある他、近代的なモニュメントもあり
冷静に考えるとかなり特徴的な公園だ
更に公園の隅ではかなり台湾文化にアレンジされた神社を見ることが出来た

次にgoogle mapsを確認しながら
西門紅樓に向かった、GPSは正確に場所を示してくれるので迷うことなくたどり着くことができた
次の旅から手放せないなと思わせるほど便利

※西門紅楼、日本人建築家が建設した歴史的建造物

独創的な設計と堅牢な作りでなかなか見応えがある
煉瓦に付いたススが古さを感じさせて良い
中にはお洒落なセレクトショップが何軒もあった

外も下町風の路地から、モダンでお洒落な店が建ち並ぶ地域まである雑多な場所
買い物好きにはたまらない場所かもしれない

少し離れたところに台北天后宮という寺があるらしいので向かった
GPSは近くを指しているもののそれらしきものは見あたらない

よく見ると、建物と建物の間に寺を発見
かなりの場違いな外観だった

※台北天后宮、普通の店に挟まれた格好、最も地価が高い場所にある廟との事だ

寺は敷地こそ狭いが、中国式の豪華絢爛な寺で
思いの他の見応えに驚いてしまった
ここには馴染み深い、弘法大使の像も鎮座する

寺には続々と人が入っていって線香を炊く
日本では観光がてらでのお参りの方が多いのではないかという実状なので
台湾の人々の信仰心の厚さに驚いた

その後は近くの店「阿宗麺線」で麺線を食す
店の軒先のテーブルに客があふれるほど座っていて人気の高さが伺える

※香草の苦手な方は食べられないかもしれないが、台湾の庶民料理なので是非試して欲しい

味は鰹出汁がきいた少しとろみのある汁で、盛られた香草が香る
麺はかなり細い米線で器になみなみと
具は少しモツのような細切れの内蔵が入っている

それをレンゲで食すのだが
麺をすくうのはなかなか難しいものだ

空腹も紛れたところで、そこから道を挟んだ場所にある中山堂
タイルが立派とのことだがあまりそれは解らなかった
日本統治時代から存在し今も尚現役で使われていることには歴史的価値を感じる

駅に戻り、龍山寺へ向かう
ちょっとだけ台湾の地下鉄を紹介

券売機で運賃を払うと、青色のプラスチック製のメダルが出てくる
これには電子チップが搭載されていて
購入分チャージされている

コインのようなので改札機のどこかに入れたくなるが
日本のSuicaのようにかざすタイプだ

出るときはコインを入れれば良い
紙を使わないしなかなか良い仕組みだと思う

ちなみに電車内での飲食は禁止
電車の出入口には、入り口と出口の側が決まっているので注意しよう

日本ではまず降りる人からというのがあるので降りてみたら強引に入ってきた人がいたと思ったら
マナー違反は自分かも知れない

台湾の人は列も並んで待つし
かなりマナーが良いように思う


龍山寺
台湾を代表する仏閣
その装飾の細かさには驚かされた
名に龍を冠するだけあって
いたるところに龍をモチーフにした造形を見ることが出来る

※龍山寺、電光掲示板に少し違和感を感じるが、ここならではの神聖な空気を感じて欲しい

ここにも厚い信仰の人々を見ることが出来た
線香の煙が充満していて、空間をより神秘的にしていた
それ以外に思ったのは、この界隈が低所得者のたまり場としての一面がある事だ

信仰の厚い者の喜捨を期待しているのか
寄り添い合い生きているのか解らないが
特にお金をせがまれたりはなかった

とにかくそのように見受けられる人々の数に圧倒された事もあって
長居は無用と足早に立ち去った

とはいえここは素晴らしい寺だ
結局叶わなかったが、朝靄の中での線香の煙が立ちこめる光景を目にしたいと思わせた


更に地下鉄で移動して
台北101へと向かった
最寄り駅の市政府駅からは無料シャトルバスが出ている
バスはあえて遠回りしながらTAIPEI101をぐるりと周ってくれるが
それほど遠くないので歩いて行くほうが
好きなアングルで眺めたり写真に収めたり出来ていいかもしれない

※台北101、高さ509.2メートル・101階建て 高さだけでなく見た目も美しい

おそらく今までみた中で最も高いビル
栄華の証明とばかりに、取り分け発展期に乱立するランドマーク
国を挙げた壮大な見栄っ張りと揶揄される事も多いのだが
ここまで高層であると、さすがに立派過ぎて声も出ない

展望台まで登る、料金は少々高めの400元(約1200円)
見晴らしは素晴らしく、これが建物からの眺めなのかと思うほど
ヘリか何かで飛んでいるかのようだ

日が沈んで夜景になるまで待つ
発展した台湾の夜景はやはりかなり綺麗だった

※展望台からは様々な角度を贅沢に堪能できる


夜景を堪能したらその後はお待ちかねの台湾料理
ホテルの近くの店に入り台湾料理を食す
既に先進国といえるほど発展していて、物価も高い台湾だが
食事に関しては比較的安め
美味い飯をたらふく食べることが出来た

※夜の装いもまた美しい台湾

足裏マッサージで疲れを癒して
翌日に備えた




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posted by アキ at 2012/03/13 19:44

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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