旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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2014年5月の記事一覧



※アカプルコ出発前によったメトロポリタン大聖堂

知名度のある街のおかげで順序を間違えてしまった。

アカプルコ行きのチケットを購入した後になって現地の情報を調べ始めた
知られた街なので観光情報もザクザク出てくるだろうと思っていた

しかしgoogle先生が返す情報は非情にも
殺人、レイプ、強盗などのおどろおどろしい言葉で埋め尽くされていた。
その上、それほど観光資源も無いようだ

キャンセルしても返金は無いようだし覚悟を決めて行くことに


厳重な手荷物検査は危険度の裏付けはしても安心には結びつかなかった
なぜならおどろしい情報の中に
保安員とグルの輩が居て、武器の持ち込みを手伝いバスジャックするともあったからだ

荒い運転とその情報が脳裏から離れず
6時間あまりの走行時間に一睡も出来なかった


そんな恐怖心の中だからこそではあるが
ヒヤリとした出来事があった


バスの中ではほかの乗客や道路などにずっと目を配っていた訳だが

不自然にスピードが緩んだときがあった


警察の検問かも知れないが
検問に見せかけたバスジャック犯かも知れない
不安は増すばかりだった


バスは完全に停車したが
不思議なことに検問も警察官の姿も無いのである

道の両サイドは雑木林で明かりもなく
休憩をするには不自然な場所
不安から冷や汗が流れ落ちる
普段無神論者の俺もなにものかに祈ったほどだ

バスに乗り合わせた現地の人間でもそわそわしている者が居て
それが更に恐怖心を煽ったのだった

しばらくすると死角の一部から
ぞろぞろと4人ほどの男が姿を現した
身なりはどう見ても警察官には見えない

その瞬間


「やられた…。」


強い絶望が襲ってきた

だけは許してもらいたい
欲を言えばパスポートだけは見逃して貰えないだろうか
絶望の中ではここまで極端に思考の幅が狭まるものなのだ

結局なんだったのかよくわからないが
バスはその検問のようなものを通過し
何事もなくアカプルコに着いたのだが
肝が冷えた経験であった


到着したアカプルコのバス停は24時間空いているらしく
またコンビニなども内部にあるので
明るくなるまでそこで仮眠などをとることができた


アカプルコ観光の話はまた次回


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posted by アキ at 2014/05/31 23:55
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※4月のスウェーデンはまだ寒い

寝台列車に揺られルンドからストックホルムまで

ストックホルムという街を訪れるのも楽しみにしていたが
鉄道の高速化と共に姿を消しつつある寝台列車に乗れることもこの旅の醍醐味であった


しかし大きく出鼻を挫かれてしまった。


列車はほとんど深夜に出発する
駅周辺の治安には問題ないものの
早々と店は閉まり、時間を潰せる場所がない

4月といえどスウェーデンはまだ寒い
ましてや深夜となるといっそう

駅の待合室ではwifiもあるし暖もとれるのだが
こちらも警備上の都合なのか何なのか
早々と追い出されてしまった


まあしかし一時間程度で列車も来ると高をくくっていた


寒空の下で一時間待つ、、体が芯まで冷え切った頃
アナウンスが流れる

「列車が1時間程度遅れています。」



まさかの遅れ…。
駅員が居たので捕まえて事情を尋ねると
驚愕の事実が判明した


来る予定だった乗務員が急遽病欠になったらしく
代わりの者を手配中との事だ


病欠は仕方がないが
それで運行に支障が出てしまうバックアップ体制はいかがなものか


列車はさらにそのあと50分程度遅れた


災難は続くもので、追い打ちをかけたのは
予約した座席は手違いでベッドシートではなかったようで…。

芯まで冷え疲れ切った体を休ませることは出来なさそうであるが

とりあえずストックホルムに向けて列車は走り出した。


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posted by アキ at 2014/05/06 20:40
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※チボリ公園横からみる市庁舎

やってきたのはデンマークコペンハーゲン
世界3大がっかり名所のマーメイドで有名な、デンマークの首都である


デンマークとスウェーデンはエーレスンド海峡で分断されていて陸続きではないのだが
橋ができてからは車、列車などで簡単に横断することができる

隣国が間近であるが、物価などは結構差があり、別の国だという事がよくわかる


今回はスウェーデン側からコペンハーゲン中央駅まで電車で移動
こちらの国は改札もないので、逆に戸惑ってしまうが
電車を降りたあとに人波に揉まれながら階段を登ると、そこはもう道路であった

訪ねたい場所を予めGoogleMapsでチェックをしておいたし
オフラインマップもダウンロードしてある

あまり広いエリアではないし、時間もたっぷりあったので歩いて観光することに


まずはチボリ公園横を通って、市庁舎へ向かう
徒歩5分少々で到着

※市庁舎、目の前の広場では様々な催し物などがある事も


背の高い時計塔をもち、城を思わせるほどに大きくどっしりとしている
イギリスのビックベンを思わせる感じの建物だが
コペンハーゲンにはこの形式の建物が複数あるようだ


その横をとおり次はアマリエンボー宮殿を目指す
とにかくそれまでの道のりすべての町並みが美しく保存されていて驚く

※アマリエンボー宮殿

宮殿はそれほど見応えがあるわけではなかったが
こちらはさすがに城だけあって、堀に囲まれ堅牢な造り
それでも日本のそれと比較すると、防御力がなさそうに見えるのはド素人だからだろうか

中庭で草を食べている白馬は、外国の城によく映える



そのあと道なりに進むと
買い物客でにぎわうエリアに出る

※人々で賑わう憩いの場、近くに無料の公衆便所あり、貴重

建物は当時のものをつかっているが
1階部分がお店となっており、さまざまな店やレストランが軒を連ねる

観光客のみならず、この街に住む人々にとっても生活に欠かせないエリアだろう


少し噴水で座って休みながら特別な空間を堪能していた時の事だ



瓶を片手に千鳥足
ピアスまみれの顔に、露出する肌という肌にタトゥー
ラリッて目は座っているがどこか眼光鋭い感じの
ジャンキーの見本みたいな男がこちらに近づいてきた

「Excuse me!  Mr! Hey Mr!」



明らかにこちらに話しかけてきている
千鳥足ながらも、その足はこちらに向かっているようだ

関わらないほうがいいな
答えを出すのに1ミクロンも迷いがなかった



彼ときちんと間合いをとって噴水を後にすると


「No mister! Wait No!」



無視された男はしばらく叫んでいたが
やがてあきらめると近くの別の男性にも話しかけていたが…。 微妙に無視されているようだ
男の目的は分からないが、避けておいて懸命だと思う

※ギネスミュージアム、入るのには入場料が必要なようだ

メインストリートに戻ると、かの有名なギネスブックの店に遭遇
世界一背が高かった男の人形が店の前にあるのだが
にわかには信じがたい大きさ、記念写真をしている小柄な女性と比較すると
男の拳の部分に女性の頭があるのだから信じがたい


そんな賑やかなストリート沿いに歩くと運河に到着

※街並みがカラフルなのは漁から戻った後に建物が区別しやすくする工夫かららしい

ここは港町コペンハーゲンの象徴的なエリアの一つで
美しい色とりどりの建物と、運河に停泊中の船という
珍しく美しい構図が堪能できる


オープンテラスを構えたレストランも多く
夜に来るときっと美しい街に違いない


しばし運河周辺の景観を堪能しながら
ついにマーメイドを目指し北上する

※フレデリクス教会、その姿からマーブル教会という別名で親しまれているそうだ

その道なりにフレデリクス教会を発見
ドーム上の教会、外からの景観も素晴らしいが、中に入ると美しい天井画を見ることができる

建物内は厳粛な雰囲気が支配していて
そこそこの人が観光に訪れているように見えるが
皆息をのみ音を立てないように気を使っているのがわかり、それがまた厳粛な雰囲気作りに一役買っているようだ

※桜を感じさせてくれた木


※可愛らしい教会も近くに

教会を後にしてしばらく歩くと海に差し掛かる
桜のような美しい木々があって、満開の桜を見れずして日本を旅立ったが
思わぬ桜に出会った気にしてくれた


そのまま海岸沿いを進むとやっとお目当てのマーメードに出会うことができた。


世界3第がっかり名所といわれているが、個人的にはそれほどがっかりしなかった
もちろんこのマーメードだけ見てコペンハーゲンを後にしなければならないならばそうなるだろうが
それ以外にも美しい町並みを十分に堪能できるので
マーメードはその中の名所の一つに過ぎないのである

※マーメイド、悲しい物語だけでなく、爆破されたりと悲しい歴史まで…。


以前写真で見た時よりも随分と海岸よりにあるような気がした
手を伸ばせば届きそうな距離にある


もうすこし美人であってもよさそうな気はするが…。



その横の要塞後を通過して元の道に戻る

※要塞内部、外壁にはたくさんのランナーが、今では人々の健康を守っている

小腹がすいたのでレストランに入る
予想はしていたがとにかく物価が高い

日本円にして2,000円程するサラダを注文、本当は前菜程度なのだろうが…。
しかしキャビアが乗っていたし、味もかなり美味しくとそこそこ贅沢なサラダであった


来た時の道とはあえて違う道を選択すると
遠くに城が見えてきたので寄ることに


背が高くて立派な城であるが、防御力で言うと日本の城のほうが上と思う
堀に囲まれているが水は浅そうだし、堀幅もそれほどない
おまけに石垣があるわけではない

※入場料を払えば、豪華なコレクションが見られるようだ

ともかく城周辺には優雅な庭園が広がっていて
人々の憩いの場にもなっているようだ



この時点で日頃の運動不足で足が棒
駅を目指して予定より早くホテルに帰還した


ここまでの歩き旅は
鉄道での往復移動を除くと約7時間


クタクタになったが
コペンハーゲンは、十分街歩きが可能な美しい街でした。


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posted by アキ at 2014/05/04 20:00
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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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