ピースボート71回の最初の寄港地香港
ここでは友人のS君と待ち合わせする事になっている。
初、海外での待ち合わせという経験
メンバーは、
俺の弟、
弟の同室のH君、
Mr.アーム(
アームさん)、
有田さん夫妻、そして僕
寄港した港からのシャトルバスによって最寄り駅クワイフォン(葵芳)へ
到着後友人を待つこと数分で合流、ここで突然の出来事
有田さんが小便をしたいと言う事に、駅近くのショッピングビルに便所を求めて向かうことに
横断歩道で通りを横断してビル内でトイレを探すが、なかなか遠いとの事
出足から時間が掛かってしまった…。
皆と合流し、さあどこに行こうかと、S君が香港ドルを十分に持っていなかったことと
チョンキンマンションのあの異国情緒の漂う感じを体験してもらおうと言う事で向かうことに
以前に来た際に購入しておいたオクトパスカードを僕は持っていたのでスムーズだったが
僕と友人以外は持っていないのでチケットを購入する事に、結構ピースボートの人間による列ができていて手間取った
※両替・モバイル製品・食事・安宿なんでも揃う、両替は何軒もあり手前の店と奥の店ではレートが大きく違うので注意したい
チョンキンマンションに着く
まだ開店前の店が多いようだ、香港はその亜熱帯な土地柄か昼前にぼつぼつ店が開店しはじめ、深夜まで営業するスタイルが多いように感じる
無事に両替をすませると、またもや有田さんがトイレに行きたいと
マンション内でトイレ休憩
弟とアームさんが並んで小便、大便用トイレを使ってAさんが小便を
有田さん小便後にトイレの上蓋を閉じる
カンッ!!
と大きな音がトイレ内に響き渡る
小便途中の弟とアームさんがビクつく、ははは 面白い光景
有田さんによる
「少々威嚇した」
に一同思わず大爆笑w
次は香港スターの手形やブルースリーの銅像で有名な、尖沙咀プロムナード「アベニュー・オブ・スターズ」へ向かう、海岸沿いなので
対岸のセントラル(中環)の金融街の高層ビル群を遠めに一望することも出来るスポットだ
ここでピースボートに乗船している77の女性の方が僕達に道を尋ねてきた、なんともその恩年で自由行動で一人旅とは恐れ入る
僕と友達が懇切丁寧に説明する。けっこうな時間を割いてしまった
手形と名前を読み、誰かなぁと想像して歩いていると、ここでどうやらずいぶんと時間を費やしたようだ。
とりあえず次の目的地をアバディーン(香港仔)と決めていたのでその詳細を確定するために一同喫茶的な所に寄ることに
飲み物の安さと店員の態度の悪さという香港クオリティーに一同驚いていたw
バスで行けると解ったのでバス停に向かう、バス停があるセントラルに移動する
しかしバスの乗り方がいまいち解らない…。 どうやら下車する際に支払うようだ
とりあえずガイドブックに提示されている金額を用意し乗車する。
その中の一人が小さな小銭を持っていなかったらしく、下車するときに払ったら、めでたく吸い込まれたようだ
お釣りはでないようだw
アバディーン到着、ここは香港が香港と名づけられる由縁となった土地、この港町から香木が多く搬出されていたことかららしい
とりあえずそろそろ空腹と言う事でレストランを探す、いいことにあまり観光地化されておらず、どの店を見ても
地元民で賑わっている。
迷う必要もないので適当なお店に入る。
一人当たり200円弱だろうか、牛肉団子の入った平打ち米線だったが、パクチーが利いていて美味しかった
ボリュームも申し分なかった
弟は好みの味でなかったらしいw
活気ある町内をしばしぶらり旅した後、水上生活者達の暮らす港に向かう
港の前でお婆さんが、水上ボートツアー30分一人5ドルで強烈に勧めてくる
ねぎる為にw軽くいなしながらしばし岸から港を見学、お婆さんと交渉し2ドル(170円)まで値切れた
お婆さんに船着場に案内される
どうやら船の運転手はお婆さんの旦那さんのようだw
水上ツアースタート
海水の色は緑色、ある意味綺麗だw、なかなか年季の入った船で進む
運転手は最後尾で、僕達の乗る座席の先を見ながら運転している
途中興奮したアームさんが船の舳先に行こうとした、運転手は前が見えないので突然怒ったw
そんなこんなでまずは、水上レストランに到着
一説には千と千尋の神隠しのモチーフの一つになったといわれている、巨大なレストラン
なかなか圧巻である。どんな料理が出されるのか食べてみたいものであるが、時間がないし金もないw
ぐるっと一周、裏側を見ると、 うむむ千と千尋をさらに個人的には思い起こさせた
次は金持ち達のクルーザーが多く停泊された領域に、世界の違いを感じる
お次は水上生活者
今でも船を改造し家にした水上生活者が暮らしている、よく聞く水上生活者というのは土地を追われ、やむなく暮らす貧しい者達を
想像するが、ここでの水上生活者は一財産を築いた者たちだ、
船には何台もエアコンの室外機が取り付けられているものも散見し、文化的な生活を営んでいるのが垣間見える。
実際にテレビを見ている人や、洗濯物を干している人などの生活観の漂うシーンを見られて
こちらも大満足。
船を下りてから直ぐの魚市場に向かう、入ってみたのだが…。これ入ってよかったのか??
一同の頭に終始 ?マーク が付きながらも、いろいろな魚を見て市場を後にする。
バスにてセントラルに戻る
地震がない香港ならではの超高層ビルが乱立している
金融街を抜けピークトラム(ビクトリアピーク)の駅を目指す
セントラルから徒歩10分の上り坂を上がったところにあるようだ
有田さんの奥さんが、あからさまに苦しそうだが、旦那さんは
「よし!いくぞ!」
と鼻息が荒い
ピークとラムの駅に到着、が生憎の長蛇の列!
帰りに混雑し帰船リミットに間に合わなくなる事態を恐れ
とりあえず諦めてモンコック(旺角)で買い物をする事に切り替える
せっかくなので着た道とは違う道でぶらり旅をしながら駅に引き返す。
セントラルよりモンコックへと向かう、モンコックは香港島の中心的な商業地区だ
モンコックに到着するとS君と別れることにした。
長旅によるお疲れのところ香港ツアーに付き合ってもらってほんとうに感謝!!
一同はというと
恒例の値切りを楽しみながら町歩きをする。有田さんのトイレ探しも!
途中、牛の蜂の巣を煮込んだ串を一本購入し弟とシェア
やわらかく煮込んであり味付けも香りもよい、 が多分弟は苦手だったのだろうw
出店が立ち並ぶ通りで、弟と自分の分のジャージ下を購入した。
そろそろ時間と言う事でクワイフォン駅に戻る事にする
駅にはいくつかの露天とスーパーが併設しているので
ここで解散し、各々で買出しなどに勤しむことに
到着時から実は気になっていたシュウマイ串を食べてから
俺と弟はスーパーに向かい日清製のカップヌードルやらカルビーのポテトチップスを購入した
香港は日系企業の製品がお値打ちで買えるので
今思えばここでもっと大量に購入しておくべきだった
ここで買ったカップラーメン(出前一丁)が、PBの旅で購入したベスト1の味のカップラーメンになったのだから…。
出航時は既に夜の帳、100万ドルの夜景を久しぶりに堪能しながら香港を後にした。
ひとまず最初の寄港地、思いっきり楽しめたのではないだろうか。