旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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インドネシア/プランバナン寺院郡(ヒンドゥー教最高峰)で灼熱サイクリング2

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※チャンディ・プラサオン、ここも地震で大きな被害がでた

ボコの丘からバスでプランバナン寺院へ引き返す


ここからは自転車で周辺の遺跡にまわる
googlemapsでスターを付け損ねたので
地球の歩き方の地図を頼りに移動
縮尺や距離が調整してあって
サイクリング用マップとしては使いにくい


それにしても暑い
ぐらぐらと空気が揺れる炎天下の中でのサイクリング

タイ/アユタヤと違い、田園風景が美しく
流れる景色が心地よい

※プラサオンへの道中の田園風景

道中には西洋人の大男が
T-シャツをびっちょり濡らしながら歩いていた
炎天下の中の自転車でもしんどいのに
あの巨体を揺らして歩くとは恐れ入る


チャンディ・プラサオンに到着
目の前の自転車置き場に停める

入場料は驚くほど良心的
遺跡自体にはお布施や寄付といった名目で入場料を取るが

※チャンディ・プラサオン内、小さな仏像が安置されていた

金額自体は良心的で
この素晴らしい遺産を護るためならと思わせる

これを基準に査定すれば
金閣寺の入場料は10円くらいが相応しいと感じる程
もっとも物価もなにもかも違うので単純比較など土台無理な話だが


プランバナン程の遺跡を見た後だが
趣が少し異なっていたので
飽きることなく見ることができた


少しはなれたところには、仏像(神像?)が並んで鎮座しているところがある
元は屋根があったようだが
崩れてしまったのか野ざらしになっている

※チャンディ・プラサオン外の仏像達、野ざらしゆえに侵食が激しいが、穏やかな表情

その表情や風貌はほとんど仏教と見分けが付かない
非常に穏やかな表情をしている仏像達に
日本に通ずる文化を感じる

台湾/タイ/インドネシア とやってきた
特にそのつもりは無かったが
それぞれの国との共通点や、文化の伝来のされ方の違い
融合などを垣間見ることの出来る旅となった


目の前の穏やかな表情の仏像の一つにお参りして
遺跡を立ち去った


そこからプランバナン方面に戻って
国道沿いに暫くすすむ
先ほどまでは無かった傾斜がここにはあって
体が更に熱を帯びていく

※印象的な風景

橋を通過
振り返り川沿いを見ると、人々の暮らしが見えた
なにか印象的な光景だったので、わざわざ戻って写真を撮った


チャンディ・カラサン到着

とても小さな遺跡で、国道沿いにいきなり姿を現した
この遺跡は、出入り口を守るカーラの保存状態が良い

※チャンディ・カラサン、美しい風貌をしている

※カーラの保存状態がよく非常に美しい

地元の人は公園として利用しているのか
椅子に座って話し込む若者や
小さい子などは遺跡に登って遊んでいる


次にチャンディ・サリを目指した
ちょっと道に迷ってしまい
田んぼ道を暫くすすんだりしてしまったが
国道に戻って走るときちんと標識が出ていた

民家の脇を通って進むと遺跡は突然現れた

※チャンディ・サリ、つくりは他の遺跡と共通している

決して大きな遺跡ではないが
非常に美しい彫刻が施されている
天女の彫刻は保存状態もよく見ごたえがあった

※細かい装飾が非常に美しい、ストーリー性を感じさせる施しだ

中に入ってみる
遺跡内も美しくこだわりを感じる
外とは違ってややひんやりした空気で気持ちが良かった

※外も中も美しい寺院だった

タイのアユタヤ以上に灼熱サイクリングとなったが
遺跡をめぐることが出来て素晴らしい旅だった
更に遠い場所にも遺跡があるようだが
体力と時間を考えて
自転車を返却し、次の目的地のボロブドゥール遺跡を目指す事に


国道を引き返しホテルへ
道中にくねくねとした人が
車に近づいては離れ
またくねくねと別の車へと繰り返していた

興味深深で近寄ると


女性?


いや、ニューハーフの人でした。



こちらの目線に気が付いたニューハーフは
ウィンクと投げキッスを送ってきた


アキに1050の大ダメージ

いや、いいんですよ
偏見なんてこれっぽっちもありません

でも近づいてきて少し怖かったので
自転車を漕ぐスピードは上がったかな…。


そんなこんなもあって自転車を返却し
ボロブドゥールへの行き方をホテルの人に聞くと

まずGiwanganバスターミナルに行きなさいという事で
そこへ向かうバスを教えてもらい乗車


憧れのボロブドゥールまであと少しだ





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posted by アキ at 2012/06/19 21:18

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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