旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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船仲間と沖縄を訪れてみた

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※晴れの万座毛、今回の写真ではない…。

今回は船仲間のムーニーゼブラと沖縄を旅することとなった
さらにゼブラとは船を下りて以来で
再会の場所が沖縄となった

天気予報では滞在中はずっと雨模様の予定であるが
晴れ男達の集結にどうなることか


空港を降りると早速ゼブラと連絡を取る
彼は一時間ばかり早く着いて待っていてくれた
ムーニーは夜からの合流となるので
しばらくは二人旅だ

オーバーランドを旅した時と同じ格好で迎えてくれた
久しぶりのはずなのに久し振りに感じない
なんとも不思議な感じだ


レンタカーを借りて早速観光へ繰り出す
まずは沖縄旅行定番の万座毛

時間が惜しいので高速道路を利用する
南北に細長い為か主要道路は混みやすく、海岸沿いの道路はまっすぐではないし
中部には嘉手納基地が沖縄を分断する勢いで存在するのも
交通の利便を損なう要因だろう

と御託を並べるも
実は沖縄で高速道路を利用するのは始めてだった

スイスイと快適に進む
時折、スピードが遅すぎて速度違反ではないかという車を見かけるほどに
沖縄の運転はのんびりだ


高速を使ってあっという間に万座毛に到着
外はぱらぱらと小雨が降っていた

※個性的な造型はさすがだが、TOP絵と海の青を比べてみてもらいたい

まだ潮も高くなくて
迫力に欠ける景色であったが
大自然がつくった個性的な景観を楽しんだ
本土とはまた異なる植生も印象的だった


次は下道を南下して残波岬
ここは白く美しい灯台から迫力のある景観を見ることが出来る

※灯台から一望する残波岬

見た目以上の段数を上らないといけないし
200円必要だが是非登って欲しい

非常に壮大で力強い美しさを持った大好きな場所
龍宮神が治めている場所なのだそうだ

※残波岬の崖、何人もの釣り人たちが

近くの公園の沖縄一の大きさのシーサーも見所の一つだ

以外にゼブラも喜んでくれて
これが実際に生きていたらどう戦うか?
などというくだらない話に花が咲いたのも楽しかった


お腹も空いてきたので昼食を取ることに
むらさき村の紗那亭が美味いし近いので向かったがどうしてもたどり着けない
仕方なく紅芋タルト御殿横の店で食べる

まずまずおいしいソーキソバだった


次に沖縄南部へ向かう
その途中にグスクがあるようなので立ち寄る

座喜味城跡(ざきみぐすくあと)、沖縄戦でアメリカ軍が最初に上陸した場所だそうだ

中はがらんとしていた
綺麗に刈そろえられた草と
積み上げられた石のコントラストが美しい

※さまようゼブラ氏

ここでもこの城をどう攻略するかなどという話に花が咲く
しまいにはモンスターならアンデッド系が出るはずだなど
グスクにいる間は空想にふけっていた

※がらんとしているが、その歴史的な価値は非常に高い

南部までの道のり
高速を使えば早いが
嘉手納周辺を見せたくてしばらく下道で

基地周辺にはアメリカ軍の兵隊や車両
家族と思われる外国人たちを多く目にする

ハリウッド映画で見るような大きな原色のバスには異国の子供達が大勢乗っていた


残念というと語弊があるが
天候が優れないためか
戦闘機が爆音を上げて飛び立つ場面には出くわさなかった

大規模なアメリカ軍基地が極東の玄関口である沖縄に置かれている事は
極東アジアの安全保障や、資源輸入ルートの安全
中国牽制などを考えれば
日本にも多くのメリットがある事は疑いようがない事だ

しかし日本の本土が大戦終盤から現代に至るまで
ずっと沖縄にばかり大きな負担を強いてきた事もまた事実

その現実のただの一部であろう嘉手納を見るだけで
いつも考えさせられてしまう
少しだけそれを友達に見せることができて良かった




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posted by アキ at 2012/06/13 23:32

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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