旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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ビガン、フィリピンで一番スペイン情緒溢れる街

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※馬車が走るメナ・クリソロゴ通り、ビガンで一番風情が漂う通りだ

ビガン到着
世界遺産といってもやはりフィリピン
バス停は混雑しているし汚いし
トイレの汚さに至っては人によっては耐えられないだろう

トライクを捕まえてビガン美観地区の一番奥まで移動した

大した距離があるわけでもないが
観光地なので60ペソもかかった

そこにはMacdonaldJollibeeChowkingなどのフィリピンではなじみのファーストフード店が隣接しているけれども
日本で言う京都のコンビニのように景観を損なわないような配慮が外観に施されている

こういった店はフィリピン内でも比較的綺麗なトイレが期待できるので
食事がてら、避暑に、綺麗なトイレを…。と
いろいろ求めてマクドナルドを利用した

※聖ポール大聖堂、ショットが斜めに残念。。

その後すぐ隣にあるカテドラル
スペイン統治時代の面影を強く残す
かなり立派な教会だ

※聖ポール大聖堂内、今も敬虔な信者が通うようだ

次に歴史地区のメインロードへ

良くも悪くもフィリピンらしさが漂いつつも
古めかしい建物がかなり風化しながらも現存している姿は圧巻だ
フィリピンの他のどれとも違う建物のスタイルも面白い


ビガンはフィリピンの北西の湾岸に位置しており
16世紀ごろからスペインの長きに渡る統治の下
湾岸都市として栄え始めたようで

※石畳が美しい通り、お土産やが軒を連ねている

主に華僑中心だが諸外国との交流があった
米西・米比戦争後アメリカの統治に変わり
大東亜戦争中に日本に占領された経緯を持っている

統治者が変わる中で様々な文化が流行り廃れ融合し
幸運なことに戦渦を逃れ続けたのだから
この一風変わった街並みの理由も頷ける


9月になり暑さも一段落らしいのだが
風邪気味の体にこの暑さと日差しの強さは少々堪える
また群を作って走るトライクの排気ガスの臭いが弱った喉をチクリチクリと刺してくる

たまらず木陰で休む
木陰にはいると風が心地よい良い場所だと気付くものだ

しばらくそうしていると
馬車乗りの男がやってきて1時間150ペソであたりを案内すると声をかけてきた
この暑さの下での観光は難しいし、トライクで回るとその移動過程での情緒も何も無いから
提案を受けることにした


最初に向かったのは、
若き頃のトム・クルーズも宿泊したという古いホテル
特にその逸話が無ければ来るほどのところでも無いだろう

いくつか写真を撮影して次へ

※檻がないところにダチョウが、もはや鳥に思えない大きさ

訪れたのは無料の凄く簡単な動物園
ビルの屋上に大きな木が生えた面白いランドマークが特徴で
園内の広いスペースにはダチョウが何羽か走り回り
小さなブースには蛇、亀、小鳥、虎と統一感も無く
たまたま手に入った動物を集めました的な動物園だ


ビガンの中心部からはそこそこ離れていて
馬車の速度だと往復でも1時間程度はかかるだろう

なるほどこれが男の作戦か…。


まあでも、実際にここまで来るのは容易ではないし
そこそこ面白い光景も見られたので良しとする

※風化したレンガ造りの教会、正面は可愛らしい外観だった

その後も中心街へ戻るかと思いきや素通りして
敷地内に歴史あるベルタワーを抱えた教会に着いた

※教会内部のキリスト像、フィリピンでは有名なのだそうだ

ここは実際にかなり良い場所で
教会は内部こそつくりは簡素なものの
かなりの信者が入れる大きな造りで
風化して良い味を出した煉瓦造りの外壁に
びっしりと蔦や苔が生えており
歴史と年期を感じさせた

※ベルタワー、中に入る前に少しの寄付を払う必要あり

ベルタワーも煉瓦造り
中に入ると分厚い壁は光と熱を遮断し
ひんやりとした冷たい空気が漂う

階段を上がり、鐘まで辿り着くと
やや小高い場所に建っているだけあって
風が心地良く見晴らしも最高だった

※眺めもよく、風もよく ビガンにきたら是非訪れたい

馬車に戻る
まだまだ炎天下はうだるような暑さ
とりあえず中心部のカフェで下ろしてもらった


カフェに着くと料金の精算
待ってもらっていた分もしっかりと料金に入るので
300ペソとなった

十分楽しんだから問題ないが
もし150ペソで済ませたい方は
動物園の方だけは断ると良いだろう


カフェでじっくりと時間を費やして
夕方になるのを待つ
街並は美しいがこれと言って時間を費やせるところは無いからだ

※繋がれた豚たち、生活観が漂う

陽も落ちる頃にカフェを後にし
夕刻のビガンの美しい街並を散策

googlemapsで付近のレストランを検索し
評判の高い店を探し出し向かった


店員の愛想は最低レベル
紅茶用に運ばれてきたティーカップには
牛乳が残っていて
洗ったり拭いたりした形跡は無し
料理も出てくるのが遅い

と言う事無しの酷いレベル…。
これは味も期待できないな…。


店員が不機嫌そうに運んできた
スパゲティを恐る恐る口に運ぶ…。




美味い!

これは美味、かなり美味だ




ハードルを下げるだけ下げまくって
誰でも飛べるだろう!ってくらい下げて

まさかのリンボーダンス下を潜られたような
こんな感じの衝撃!
              


味は最高だったので
サービスも見直して欲しいものだ



食後はすっかり夜の帳

帰りのバス停まで歩きながら
ライトに照らされて美しい街並を歩いた

※夜になりいっそう良い雰囲気が漂うビガンの町

ビガンはお洒落な買い物スポットがある訳でも
癒しのマッサージやエステがある街でもない


マニラからのアクセスも悪いためか
観光地として整備されているとは言えない

それだけに風化した建物をそのまま使い続けて
ただそこに人々が生活する町があるという
ある意味変わった情緒を保っているのが
魅力なのではないだろうか

夜の景色も必見なので、行く予定の方は
是非夜まで滞在してもらいたい



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posted by アキ at 2012/09/09 14:11

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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