寝台列車に揺られルンドからストックホルムまで
ストックホルムという街を訪れるのも楽しみにしていたが
鉄道の高速化と共に姿を消しつつある寝台列車に乗れることもこの旅の醍醐味であった
しかし大きく出鼻を挫かれてしまった。
列車はほとんど深夜に出発する
駅周辺の治安には問題ないものの
早々と店は閉まり、時間を潰せる場所がない
4月といえどスウェーデンはまだ寒い
ましてや深夜となるといっそう
駅の待合室ではwifiもあるし暖もとれるのだが
こちらも警備上の都合なのか何なのか
早々と追い出されてしまった
まあしかし一時間程度で列車も来ると高をくくっていた
寒空の下で一時間待つ、、体が芯まで冷え切った頃
アナウンスが流れる
「列車が1時間程度遅れています。」
まさかの遅れ…。
駅員が居たので捕まえて事情を尋ねると
驚愕の事実が判明した
来る予定だった乗務員が急遽病欠になったらしく
代わりの者を手配中との事だ
病欠は仕方がないが
それで運行に支障が出てしまうバックアップ体制はいかがなものか
列車はさらにそのあと50分程度遅れた
災難は続くもので、追い打ちをかけたのは
予約した座席は手違いでベッドシートではなかったようで…。
芯まで冷え疲れ切った体を休ませることは出来なさそうであるが
とりあえずストックホルムに向けて列車は走り出した。
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