旅のススメ
海外はおろか国内旅行すらおぼつかなかった管理人が
地球一周の船旅を通し徐々に旅なれていく様子と旅からの学びを詰め込んだ冒険の書
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タイ/バンコクで見た最高の微笑み2

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ワット・ベンチャマボーピット、美しい大理石造りの寺院、オススメ

ワット・ポーを出ると
またしてもアイスクリームおじさんに出会う

出会うやいなや、今度は速攻でごまかした時と同じ
照れくさそうな笑みを浮かべて迎えてくれた

食べたばかりだが、蒸し暑さで既に欲していたので
違う味の前と同じアイスを頼んだ
5バーツ渡すと、今度はすんなり受け取って微笑んだ

さすが微笑みの国だ


その後歩いていると
ある男が、トゥクトゥクで観光地を周り戻るコースで
40バーツでどうかと勧めてきた

なんでも一カ所おみやげ屋にも寄るらしい

なんか胡散臭い雰囲気がぷんぷんするが価格は魅力的だ

というのも
おみやげ屋は行かなくて良いとの申し出に
いい物が売っているから行くべき!
と譲らない

そして運転手は別人


怪しすぎる



とにかく行きたい場所もあるので試してみた


まずはワット・スタットに向かうように運転手に告げるが
今は改装中なので入れないと言い張る

とりあえず行ってくれと半ば強引に頼むと
男は渋々車を走らせた

降りようとすると、入れないとしつこい
じゃあ受付に聞いてくると言い残して車を離れた

やはり男の、ばっちし開いていたので
30分くらい行ってくる、気に入ったらもっと長くなると曖昧に答えておいて
寺院に入った

ワット・スタット、入るのには20バーツ必要

タイの寺院のスタイルなのだろうが
回廊にずらりと仏像が並んでいる
金色に塗られているが、塗られる前の黒い地肌の仏像も数体ある

※ワット・スタット回廊、刷毛で金色に塗っていた

敷地の中央の建物の中には
一際立派な仏像が鎮座していた
すばらしい

絨毯が敷かれた建屋内には
仏教徒がお祈りをしている
敬虔な仏教徒に混じっていたという事もあるが
そこにしばし座り込んで
世界平和を祈り込んでしまった

ワット・スタットの大仏、日本のそれよりもやや痩せ型の体系だ

まあ曖昧に伝えておいて良かったが
30分は優に超えてしまった
ちょっと怪訝そうな顔をした運転手をつかまえて次の寺を目指す

ノーマークで名も知らぬ寺だが
運転手はラッキーチャーム、ラッキーチャームとしつこい

寺は特に見所もないところだった
だからこそここに連れてきたのだと思う
男の目的は観光をさせることでもなければ
運賃を取ることですらない

そもそも安すぎる運賃
はなから狙いは、客引き料
バックマージンだろう


いよいよ香ばしくなってきた



次に運転手は近くのお土産屋へ連れて行くという
いらない! といっても
強引に連れて行った

店はシルクの店、ぶらっと見てわずか5分で退店

男はいくら買い物したか聞いてくる


やっぱりか。


次にワット・ベンチャマボーピットへ行くように伝えると
もう一軒だけお願い、としつこい


まあいいか。


連れてこられたのは宝石店
まあ他にもいろいろ売っていたので
久しぶりに落ち着いてウィンドウショッピング
けっこうゆっくりした

20バーツくらいのシャツを買って店を出た


男はやはりいくら使ったか聞いてくる


間違いないな。



3000バーツ使ったと嘘をついてみた
男の表情は笑みをこらえ切れていない
味をしめたのか男はもう一軒せがむ


さすがに声を荒げて
「もう2回もあなたの願いを聞いたのだから、寺に行って下さい!」

男はしぶしぶ寺に向かった

ワット・ベンチャマボーピット、大理石の白が美しい

この寺は大理石寺院といわれる寺で
豪華なタイ様式の建物に、大理石特有の重厚感が加わった美しい寺だった

園内は広くて菩提樹があったり
川が流れていたりする

※太陽が照ってより輝いた

ここでも結構な時間を費やして
外に出て運転手を捜すが見あたらない

おそらく彼は他の客を捕まえたか
ばっくれたのだろう

そこにいた別のトゥクトゥク運転手によると
店に連れて行くとガソリンチケットが貰えるらしい
やはり客が買い物すれば、何割かはバックマージンが入るらしい


行きたくもない店で時間を割いてしまったが
けっこうな距離の移動をタダでできたので良かった


と、運転手の中の一人が目的地を訪ねてきた
ウィマンメーク宮殿ワット・インドラハーンカオサンロード
そう伝えると

ダイレクトだと100バーツ
土産物屋に寄るなら40バーツで連れて行くと言う

あんたも結局ガソリンチケット欲しいのね


この時点ですでに運賃に関してはだいぶ得した感があったので
ダイレクトで頼んだ

最初にウィマンメーク宮殿
結構広い園内で、市民の憩いの場としても人気があるようだ
いよいよ宮殿へと思ったが、入館時間が過ぎていて止められてしまった

木々の間から館の外観だけ見ることができた
ガイドブックに掲載された外観よりも立派な洋館だと思った

お土産やで時間を使いすぎたらしい
残念だが次の目的地ワット・インドラハーンを目指す

そこそこ背の高い大仏(32m)なので、遠くからでも存在を確認できる

陽も暮れ始めてきたこともあり、ここで激しいスコールに見舞われる
陽射しも強くて暑かったのが一転して
トゥクトゥクの雨よけの隙間から
雨風が入ってきて肌寒いレベル

雨はかなりの土砂降りで寺院近くの水はけの悪い道路はところによっては30cmほど冠水している

大仏の足、長さのほぼ等しい指、ワット・ポーといい、何か意味があるのだろうか?

なんとか濡れずにすむ場所から寺院内へ
何かの行事の準備で張られたテントは景観を乱すものの
傘として機能してくれた

少々不格好な仏像だが
かなりの高さだし、立っている様式
そのものが珍しい

次のカオサンロードへ…。
と思ったら約束を破ってお土産屋へ


来てしまったものは仕方がないので
店内を高速でぶらり

次こそカオサンロードへ


カオサンロードに着くと
ここでお約束なのか100バーツの請求
しかし、店に行った場合は40バーツの約束だったので
40バーツ払って下車しましたw

運転手の顔、阿修羅の形相だったな
でも、約束は約束だから

タイ米のチャーハンは美味しい

今日は疲れたのでカオサンロードの出店で軽く食事して
250バーツで1時間の全身オイルマッサージを受けて
ちょっと早めにホテルへ

明日の早朝からアユタヤに向かうので
乗り合いバスで片道だけのツアー
200バーツなり



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posted by アキ at 2012/04/03 19:39

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プロフィール
ニックネーム:アキ
誕生日:3月12日
性別:男
自己紹介:
英会話教室に10ヶ月通った後いきなりの飛行機での世界一周、その後たった1週間後にピースボート71回に乗船という、1年以内で違う方法で世界二周するという貴重な経験を。
旅は徐々にバックパッカー風になるも、片手にはモバイルを欠かさない。

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