今日はマレーシア/クアラルンプール近郊にあるヒンドゥー教の聖地
バツーケーブ(英:Batu Cave)へ
前からこの場所は知っていたが、はアジアズ・ネクストトップモデルでのロケ地になっていたことで
もう一度思い出すこととなった。そこで、今回の旅行の目的地の一つになったわけだ
KLセントラル駅から乗り換えなしでバツーケーブ駅まで行くことができる
途中でBatuなになにという駅が何か所かあったので注意したい。
駅に到着すると人が一斉に降りるし、遠目に金色の巨大な神像が見える。
※遠目に見える黄金巨大像
徒歩2、3分程度で入り口に
石灰岩でできた隆起した岩山に、巨大な洞窟があり
そこを聖地としている
ヒンドゥー教の聖地としてだけでなく、自然としても珍しい景観であるので見応えがある
巨大な黄金神像「軍神 ムルガン神」、この聖地のシンボル的な存在であると思うが
歴史がある像ではないのか、荘厳な自然の景観からやや浮いているように見えなくもない
ただ、この像が目に入るたび ああバツーケーブ と思わせるものはある
その背後には、大きな洞窟の入り口にまっすぐ吸い込まれるように
長い階段が伸びている 段数は272段との事
※そこそこの勾配であるが、ところどころ休憩できそうな場所もある
それほど混んでいないこともあり、順調に登も
途中で猿の群れに出くわす
幸い猿が興味を示すようなものを携行していなかったので良いが
目をつけられると追い回され、かすめ取られる
バツーケーブの入り口の像もそうであったが
猿たちはヒンドゥー教の猿神「ハマヌーン」に守られているので
神聖な存在として扱われている
ここバツーケーブでは
猿 > 人間
となっているので注意してほしい
階段を登りきりその高さで悦に浸るも一入に
洞窟へ
外観も見事な自然であったが、洞窟としてもかなりの規模 特に高さ
素晴らしいものだと気づく
ヒンドゥー教のお馴染みの神々の像などが祭られた小さな寺院が点在しているので
寺院としての見どころもそこそこある
洞窟の天井に空いた穴から光が零れてなんとも神聖な雰囲気が漂っている
ここが聖地に選ばれた事に何か説得力を与えている
階段を降りると、先ほどまでの晴天が嘘のように曇り出し土砂降りの雨
時間も頃合いだったので、観光地価格ではあるだろうが昼食に
露店を出ると、すでに雨は止んでいた。
間違いなく272段の先にある洞窟がメインスポットだと思うが、入場料無料だ
駅への戻りに別の洞窟を見つけた、こちらは入場料がかかる様である
洞窟内は様々な神々がストーリー仕立てで置かれているようである
新しいものではあるが、鍾乳洞を満喫しながら
ヒンドゥー教にまつわる像をたくさん見ることができるので
入場料を払う価値はあったように思う
よく整備されているが、絶妙な未完成感がまた楽しい
クアラルーンプール市内に戻り
ペトロナスツインタワーの展望台チケットを購入
あらかじめ以下のサイトで予約しておくとスムーズだろう
いままでも様々な展望台に登ってきたが
ここペトロナスツインタワーだけの特別な事は
もう一つのタワーをかなり近い距離から見ることができる事だ
これは中々の見応えである。
2つのビルを結ぶ橋を渡ったりなどもツアーの一部として組み込まれており
展望台の高さもかなり高いので、景色としても一級品である。
タワーの上から夜景を堪能した後は
タワーを夜景として堪能しようと
スカイバーへ
そこから見えるツインタワーはとても眩くて
極上の雰囲気だった
今まで訪れたバーで一番良かったと言えるほどに
明日は長距離バスを利用して
※ペトロナスツインタワー、52mの88階建の超高層ビル
2014年現在、マレーシアの人口の60%がイスラム教との事
実際にマレーシアを訪れてみると、多くの女性がスカーフを着用している事から
ムスリムの方が多いのだとわかる
しかし、中国系、インド系の人種も多く存在しているので
中国寺院や、ヒンドゥー寺院なども多数存在しており
多民族、多宗教国家なのだと驚いた。
今や世界中何処でも口にできるようになったスターバックスのコーヒーを口にしながら
グローバル化によってどの国も都市設備は似通ってきて
便利な一方で旅行的には味気なく感じることもあったが
マレーシアの持つごちゃまぜ感には歴史・背景があるし
異彩な魅力を放っていると実感した。
そんなコーヒーを傾けているクアラルンプール駅そのものも
イギリスの植民地時代に建設された、歴史ある建物である
日本人の俺からしても、フィリピン人の奥さんからしても
エキゾチックな国なので、特に行先を決めずに適当にぶらついてみた
仏教寺院を見つけて中に入ってみた
日本の寺がすでに日本人の生活様式の一部として一体化しているのに対し
強い信仰の対象である事が、参拝している人などの熱心な姿から垣間見える
この辺りは台湾などでも感じたことと通ずる
仏教寺院を出てしばし歩くと、今度はイスラム教のモスク
ただこちらは入れる様子が無いので、外観だけ見学して歩く
すると今度はヒンドゥー教寺院が姿を現す
こちらは中を見学させていただいた
あまり大きくなかったが、キリスト教会なども
存在していたし
全ての宗教が非常に異なる外観と様式を持っていて
それが共存している事はとても驚く
次は経済成長の象徴であるペトロナスツインタワーへ
旅行好きになる前にTVで見て以来、いつか行きたいと思っていた場所だ
さすがの超高層ビルなので、市内からも遠目に見えたりするのだが
直下で見るとさすがの迫力、またツインタワーになっているのが
存在感をより高めている
※ツインタワー内、高層ビルを感じさせる工夫が凝らされている
建物内部も多くのブランドがテナントとして入っているので
商業施設としても一日中遊べる
外の露店などでの伝わったかわからない英語でのやり取りと違って
英語がきっちり話せるスタッフが常駐していたり、英語のメニューがあったりと安心できるのが良い
夕食もここで済ませ、後ほどペトロナスの夜景を堪能
明日はマレーシア/クアラルンプール近郊にあるヒンドゥー教の聖地
この旅行を計画する直前に見ていた
ここはアジアズ・ネクストトップモデルでロケ地にもなっていた
もしかしたら今回の旅行はインスパイアされていたのか???
今回はマレーシアはクアラルンプール、マラッカを観光する
実際に尋ねる前のマレーシアのイメージは
ボルネオ島などに代表される熱帯雨林と豊かな生態系
世界最高峰の高さのビルをもつ経済発展目覚ましい国
シンガポールの燐国であり近しい文化を持つ
などなどであった
まず到着したのはクアラルンプール国際空港
到着したのは既に深夜12時を回る頃であったが
現地の携帯キャリアのお店はどこも開いていて、SIMカードを購入するのに苦労しない
レストランは閉まっているところが多いものの、商店などは開いているところが多くて
必要なものを簡単に揃えることができる
空港内外にホテルもあり
深夜着だろうがトランジットだろうが何の問題なし
非常に充実した国際空港だ
KLIAエクスプレスを使えば30分程度で市内まで行けてしまうのだが
到着時間が微妙で最終電車間近だった事と
私は日本、奥さんはフィリピンからここに飛んできて到着時間も異なるという都合から
旅初心者の彼女に無理をさせるわけにもいかず
空港横にあるTuneホテルに泊まることにした。
これにて8時間のフライト後に移動することなくぐっすり休めるし
翌朝もバスなどの安い交通機関でゆったりと移動することができる。