無事にアカプルコから生還して
翌日のボリビア移動に備えて
楽な観光を展開する事に
といっても早朝にメキシコシティに戻ってきたばかりなので
寝不足でふらつく頭を擡げながらであるが
まずはチャプルテペック城へ向かった
まずまず立派な城であるし、貴重な品がたくさん飾られており
そこそこ見ごたえがあった
待望の景色は。。。
高台にあるはずなのだが、見た方向が悪かったのか
木が生い茂った一面が見えるだけで
遠くにちょこんと高層ビル群が垣間見えるだけだった
その後はこの旅で必ず訪れたいと思っていた
国立人類学博物館
ここには教科書に載っているような
ユカタン半島に所縁のある貴重なマヤ文明やトルテカ文明、アステカ文明の調度品が数多く展示されている
かなり広く見ごたえもあるので、美術館が好きな方は1日いても良いだろう
外に出ると小学生らしき地元の子とビデオを構えた先生らしき女性が
英語で話しかけてきた
課外授業かなにかだろうか、生徒は言われたままに質問してきて
こちらが答えてもぽかんとしていて、先生が訳して
あー と納得していたが
なかなか面白い体験が出来た
その後は街をぶらぶらしたが
旅の疲れがどっと出たムーニーがホテルで休むとのことだったので
メキシコといえばというほど有名な
プロレス アレナメヒコ を観戦することに
会場についてからチケットを購入したのだが
チケット窓口の真ん前で憚るようにダフ屋が販売しているので
だまされないようにしよう
というかもう少し控えめに違法販売できぬのだろうか
大胆すぎる手口に唖然とした
プロレスのショーはかなり派手な演出で楽しめた
何かの手違いだったのかなんなのか
一番手前の席だったので
レスラーが降りてやってきて乱闘時に巻き込まれそうになるなど
そういった意味でも楽しかった
隣に座っていた坊や(14、5歳かな)がレスラーに怒号を飛ばしたり
激励していて、彼が持ってきていたマスクを一人のレスラーが受け取って
被って試合をするなど、観客とのコミュニケーションもメキシコのプロレスの醍醐味だ
試合をたっぷり楽しんで、ようやく回復したムーニーと食事をとり
帰りしなカテドラル周辺に人が押し寄せているのを発見
サンタクロースの色がよく似合う
某清涼飲料水メーカーが主催のクリスマスエレクトリカルパレードだったようで
まだクリスマス前にもかかわらず
キリスト教圏のクリスマスの盛り上がりというものの片鱗がうかがえたのも良かった
たくさんの貴重な体験が詰まった一日となった