※夜の和歌山城、ライトアップが美しい、城主でさえ見られなかった光景
飛瀧神社を後にし…。
と、その前に
そろそろお腹も空いたので、駐車場横の店で食事を取ることに
親子で切り盛りしている店のようで
娘の方はかなりやる気のない感じで驚きましたが
名産の梅を麺にまで練りこんだ梅うどんは
梅の酸味が程よくて、スープを飲むたびに
味が馴染んでいくような、変化していくような
温かい味で、美味かったです。
腹も膨れたところで那智本宮大社へ
国道沿いをずっと延々と進む
かなりの箇所で土砂崩れによる
片側一車線交互通行になっていて
台風被害の爪跡の甚大さを痛感した
ついに熊野本宮大社に到着
入って最初に目に飛び込んだのは
黒塗りのポスト
上に愛らしい神使の八咫烏がちょこんと乗っている
どうやら神話に描かれた八咫烏の役目が
縁起が良いとのことで
サッカー日本代表のトレードマークにもなっているようだ
社務所にはユニホームがたくさん飾ってあった
ついに本殿へ
門をくぐると本殿が現れた
特徴は美しい茅葺き屋根と、それに合う配色の渋い外観
朱色の神社ではないその異彩は流石のもので
大自然を背景に自然信仰で脚光を浴びてきた
熊野三山の名に恥じることの無い場所でした
その分、カラフルなユニホームはやっぱりちょっと浮いていましたが…。
本宮大社を後にして
和歌山城を目指す事に
既に夕刻なので、夕日の城か
夜景の城を見ようという寸法だ
道中に、本来熊野本宮大社があった場所に
主を待って立ち尽くすかのように
大きな鳥居が構えていた
和歌山市内までは随分とあり
下道で行くと、驚くような山間部を通らなければならない
しかし道中には、丘陵地を耕して作られた蜜柑畑が広がっている
スペインのオリーブ畑を思い起こさせる光景
等間隔で植えられた蜜柑の木
収穫の合理性を追求した不自然な姿ではあるが
整然と並べられた木々は美しく映る
写真に収めたい光景だったが、随分と遠い
もう少し近づいてから撮影しよう
近づいてみると…。
けっこう雑に見えて
出来損ないのドレッドヘアみたいw
よく見えないから良く見える
という事もあるものだな
市内に入ると途端に渋滞にはまってしまい
城に着く頃にはライトアップされていた
しかしさすがは徳川御三家の勢力圏内
立派な城である
本日は桜祭りという事で
夜通し城内が花見客で賑わうようだ
なんとか宿を見つけて
まずは腹ごしらえという事で
遊食市場いろは劇場 という居酒屋へ
出てくる料理全て満足
店内は狭いものの、オススメできるレベルの居酒屋だった
熱燗もすすむ
※肉厚なカツオに荒塩も利いていて、おろしワサビとの相性抜群
※歯ごたえも良くて甘くて旨みのある身、部位による食感の違いも味わえて良い
念願のタカアシガニも食す事ができた
焼きで頂いたのだが
香ばしくて、身がかなり甘め
身が口で簡単に解ける舌触り
ズワイやタラバほどの旨みは無いものの
肉厚で美味でした
食後は夜桜夜城
桜も満開で、露店も多く賑わっていて
最高の夜でした
翌日は入城して
和歌山ラーメンを食べて帰っただけですが
こんなにも見所が多い場所だとは思っても見ませんでした
旅は自分の見識の浅はかさ、矮小さ
謙虚さを教えてくれますね。
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